…台湾のときも同じことを言っていたような気がしますが、台湾も香港も美味しいものがたくさんあるということで ^^;
香港グルメといえば、やっぱり点心でしょうか?
それとも、中華料理のフルコース?
コロニアルスタイルの最高級ホテル「ザ・ペニンシュラ」のアフタヌーンティーを思い浮かべる人は、間違いなくセレブですね。
そんな色とりどり、いろんなグルメがあるなかで、今日ご紹介したいのは…
いわゆる中国語、標準語の発音は「bao zai fan」、無理やりカタカナで書くと「バオツァイファン」という感じです(「bao」は「バオ」でも「パオ」でもないのですが、泣く泣く(T ^ T))
香港の人々の「母語」でもある広東語では「bou jai faan」、これも無理やりカタカナで書くと「ボーツァイファーン」という感じです。
「煲」は、漢字を見ていただくとなんとなくイメージできませんでしょうか?
火のうえに保存するようなものがある感じ…で、いわゆる「土鍋」のようなものを指します。
「仔」は小さなものというニュアンス、「飯」はそのままご飯なので、「小さな土鍋ご飯」という感じですね。
この「煲仔飯」、なんと香港とマカオでしか食べられません!少なくとも、台湾では見たことがありません…
ということで、香港に行ったときに食べました!
僕が食べたのは、九龍半島の先っちょ、地下鉄「尖沙咀」駅近くの「樂道」という通り沿いにある「澳門大排檔」というお店の煲仔飯です。
土鍋の中は、ご飯の上にさまざまな具材が乗っていて、その具材によっていろんな種類があるのですが、僕が頼んだのは「臘腸雞肉煲仔飯(ソーセージチキン土鍋ご飯)」(55香港ドル、日本円で約770円)です!
それがこちら!
湯気…というより、煙が立ち上っているのがわかりますでしょうか?
もう、ほぼ燃えてますよね、これ…
それぐらい熱々…っていうのは、土鍋の色を見てもらってもわかるかと思います!
真っ黒!というより、真っ黒焦げ!
もっと熱々を感じてほしいので、動画でどうぞ!
今にも発火しそうですよね!
これが目の前に運ばれてきたら、みなさんはどう思いますか?
そう!
これを口に運ぶ勇気、ありますか?
僕はしばらく冷めるのを待っていましたが、ずっと火にかけてるのかと思うぐらい、まったく冷めそうな気配がありません…
土鍋をただただジッと見つめる僕の様子を気にかけてくださったのか、お店の方が「スプーンでかき混ぜるんだよ」と説明してくださいました。
その結果が、こちら。
おこげが美味しそうですが、ぐちゃぐちゃ感がすごいですよね!
で、ようやく食べられるようになったと思い、安心して口に入れると…
はい!予想通り
あっという間に口の中がズルズルに…
醤油ベースのタレがご飯に絡んでいて、味が濃い中華風のソーセージと鶏肉がいいアクセントになってて美味しいんですよ。おこげも香ばしいですし。
でも、熱い!
これがホントの熱々なんだなと…喉元過ぎても熱さ忘れないほどに熱々なんです!
時間をかけて、なんとか全部食べ切りましたが、この日は1日、食べたり飲んだりするのが辛かったですね ^^;
台湾と比べると、香港は物価がいろいろと高いのですが、それだけにバラエティ豊かな料理を楽しむことができます。
また、いろいろ探してみるとリーズナブルで美味しい、個性的なグルメも満喫することができますよ。
他では食べられないグルメを味わいに、ぜひ香港にも足を伸ばしてみてください!
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