台湾はグルメの宝庫!
フラッと偶然入ったお店でも、ほとんど外れることがない…といっても言い過ぎではないぐらい、どこのお店もレベルが高いです。
(もちろん、好みに合うかどうか、という問題はありますが ^^;)
でも、もし初めて台湾に行ったときに、よくわからないお店に入るのはハードルが高いですよね。
しかも、言葉の問題があったり、メニューを見てもどんな料理が出てくるかわからなかったりすると、なかなか勇気が出なかったり…
とはいえ、せっかく台湾に行ったのなら、台湾の人たちが食べているものをぜひ味わってほしいなぁと思います。
そこでオススメしたいのが「自助餐」です!
「自助」は「セルフ」の意味ですから、「自助餐」というのはおかずを自分で選べるタイプのご飯屋さんということになります。
街中には個人経営の食堂からチェーン店まで、いろいろなタイプの「自助餐」があります。
僕は1年間、大学生の頃に台湾に留学していましたが、その時は大学の食堂も「自助餐」でしたし、大学の周辺にも数軒、個人経営のお店があって、ほぼ毎日お世話になっていました。
最近、台湾に行ったときによく通うのは「家樂園自助餐」というチェーン店です。
写真のお店は入り口に入ると、向かって右側に料理が並んだカウンターが店の奥まで続いていて、常時、50種類ほどの料理が並んでいます。
まず入り口に近いカウンターのところで、料理をのせるワンプレートのお皿か、紙製の浅い箱を手に取ります。
お皿は店内用、紙製の箱はテイクアウト用になります。
ちなみに台湾では多くのご飯屋さんでテイクアウトが可能です。ラーメンなどの汁物ももちろんテイクアウトOK!(このあたりはまた記事にしますね!)
で、カウンターの向こう側には等間隔でお店のスタッフの方が数名立っていて、並んでいる料理を指定するとお皿の上に適量乗せてくれます。
ここでいう「適量」とは、お客さんにとっての「適量」ではなくお店の方にとっての「適量」で、日本の人からすると、だいたい予想より多く盛ってくれるはずです。
(もちろん、だいたいの量を指定するのもOKです)
そうしていろいろと乗せてもらって、最後にお会計。
値段は、このお店は取ったおかずの種類によって計算されますが、お店によっては重さで値段が決まるところもあります。
お店の形態としては、日本の「まいどおおきに食堂」のような自分でおかずを取るスタイルの食堂や、あるいは少し違いますが「丸亀製麺」のような形を思い浮かべてもらえればイメージしやすいかなと思います。
(店内の写真を撮るのは躊躇してしまって…違うお店ですけれど、「台北ナビ」の以下の記事にはお店の中の写真が掲載されています)
この夏に、台北のこのお店に行ったときの僕のテイクアウトが、こちら。
…うん、色味が地味ですね^^;
でもバランスはいいんですよ。
ご飯の上に、その上に青菜の炒め物、豚肉と玉ねぎの味噌炒め、牛肉の醤油炒め、「滷蛋」という煮込み玉子を豪快に乗せて、奥のカップ入っている甘めのお味噌汁のセット。
全部で90元!日本円でだいたい330円ぐらいです。
「自助餐」だったら料理の名前がわからなくても、目の前にあるおかずをとりあえず指差しすればお店の方がよそってくれますし、いろいろ取ってもビックリするような値段にはなりません。
最近はデパートのフードコートなどに出店しているところもありますし、街を歩いているだけで見つけることができるはずです。
前回、記事に書いた「素食」も自助餐で食べられるお店がありますから、気軽に台湾料理の奥深さを体験することができますよ。
台湾の人々が普段食べているものを気軽に食べたければ、まず「自助餐」へ!
毎日のご飯に困った時も、とりあえず「自助餐」へ!
ホテルの高級な食事に飽きた〜という人も、気分を変えて「自助餐」へ!
台湾に行ったら「自助餐」、覚えておいてくださいね!
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