◆Sandbox
種類
・Developer
更新間隔:1日
容量:200MB
レコード:なし
Sandboxテンプレート:使用不可
・Developer Pro
更新間隔:1日
容量:1GB
レコード:なし
Sandboxテンプレート:使用不可
・Partial Copy
更新間隔:5日間
容量:5GB
レコード:選択したオブジェクト(最大10,000レコード)
Sandboxテンプレート:使用可
・Full Sandbox
更新間隔:29日間
容量:本番環境と同じ
レコード:選択したオブジェクト、または全て
Sandboxテンプレート:使用可能
◆Sandboxの使い分け
・隔離された環境でのコーディングとテストを目的
→Developer Sandbox
隔離された環境でのコーディングとテストを目的としている
本番組織の設定(メタデータ)のコピーが含まれている
→Developer Pro Sandbox
隔離された環境でのコーディングとテストを目的としている
本番環境の設定(メタデータ)のコピーが含まれている。
Developer Sandboxよりもストレージが多い
・テスト環境として使用することを目的
→Partial Copy Sandbox
ユーザ受け入れテスト、結合テスト、トレーニングなどの品質保証作業に使用できる
本番組織の設定(メタデータ)のコピー、およびSandboxテンプレートで定義されている本番データのサブセットが含まれる
→Full Sandbox
パフォーマンステスト、負荷テスト、およびステージングをする
すべてのデータ(レコード、添付ファイルなど)とメタデータを含む、本番組織の複製
更新間隔が長いため開発には向かない
◆変更セットとは
・設定定義は「メタデータ」として保存される
・通常、Sandboxで行った設定変更は、別の組織にリリースする必要がある
◆変更セットの考慮事項
・Apexコードは単体テストをパスする必要がある
・変更セットは1トランザクションで処理する。エラーが生じた場合はすべてをロールバックする
・変更セットを使用してリリースされたカスタムタブは、Professional Editionを除いてデフォルトで全てのユーザに対して非表示になる
表示プロパティを適切に設定するプロファイルも変更セットに含まれる場合は表示される
◆パッケージとは
パッケージは「管理パッケージ」と「未管理パッケージ」の2種類がある
・管理パッケージ
‐商用アプリケーションの配布に最適
‐知的財産保護(ソースコードを非公開にできる)
‐パッケージ作成者がパッケージのアップグレードを提供することが可能
・未管理パッケージ
‐テンプレートのように1度のみ配布を行う場合に最適
‐コンポーネントやコードサンプルを共有する場合に使用
‐コンポーネントからは独立したコピーがインストールされる