◆SalesforceレコードID
・値は新規作成時にSalesforceが生成する
・基本同じIDは存在しない
※ただし本番とSandboxで値が重複する可能性はあり
・IDの種類は2種類
15桁、大文字小文字の区別をするもの
18桁、大文字小文字の区別をしないもの。API利用時に使用(データローダバッチ等)
◆カスタム項目
・自動採番
・数式
・積み上げ集計(主従関係が設定されているときのみ使用可能)
・参照関係
・主従関係
・URL
・テキスト(文字列と数値の両方が入力できる。1行で255文字まで)
・テキスト(暗号化)
・テキストエリア(複数行にわたって255文字まで入力できる)
・パーセント
・メール
・テキストエリア(リッチ)(書式設定が可能なテキストエリア。画像追加も可能。131,072文字)
・ロングテキストエリア(複数行にわたって131,072文字まで入力可能。書式設定は不可)
・時間
・数値
・選択リスト
・複数選択リスト
・地理位置情報
・通貨
・電話
・日付
・日付/時間
◆連動選択リスト
2つの選択リストを関連付けて連動関係を作成できる。
サポート項目タイプ
・制御側
標準選択リスト
カスタム選択リスト
標準チェックボックス
カスタムチェックボックス
・連動側
カスタム選択リスト
複数選択のカスタム選択リスト
→標準項目は基本制御側になる。
チェックボックスは制御側のみ(連動側にしても特に意味はないから?)
複数選択リストも連動側のみ(制御側だとパターンが多くて難しいから?)
◆リレーション項目
・参照関係と主従関係の2種類がある。1対多の関係になる。
・リレーションは子オブジェクトで設定。
・リンクはレコードIDによる。
→そのためデータローダ等を使ってリレーション貼るときは、SalesforceIDを使用することが多い
◆ユーザからの見え方
どちらも同じ。
子オブジェクト側で親レコードを設定するので、親項目はルックアップ
親オブジェクト側で子レコードを一覧表示するので、子項目は関連リスト
◆主従関係と参照関係の違い
大きな違いは3つ
・親レコードを削除したときの挙動
→参照関係では
「この項目の値をクリア」
「参照関係に含まれる参照レコードは削除できない」
「このレコードも削除」
の3つから選択。
→主従関係では、親レコードが削除された場合は子レコードも自動削除される
・積み上げ集計項目の作成
→参照関係では使用できない
→主従関係では、親オブジェクト側に作成可能。
関連する子レコードを集計
-レコード件数
-項目の合計
-項目の最小値
-項目の最大値
積み上げ集計可能な項目
-数値
-通貨
-パーセント
-日付、日付/時間(最大、最小のみ)
・クロスオブジェクト項目自動更新
→参照関係では実装できない
→主従関係では子オブジェクトを対象とした項目自動更新が可能。
詳細レコードを変更すると、関連マスタレコードの項目が更新されるように設定し、ワークフローと承認アクションを設定できる
上以外にも違いは多数あり。
・作成可能な数
→参照関係:40個
→主従関係:2個
・複数層の構築
→参照関係:複数層可能
→主従関係:3レベルまで
・必須の指定
→参照関係:任意
→主従関係:常に必須
・ページレイアウトからの削除
→参照関係:必須に設定していなければ削除可能
→主従関係:常に必須のため削除不可
・アクセスレベルセキュリティ
→参照関係:子オブジェクトで独自に設定可能
→主従関係:主オブジェクトの設定が従オブジェクトに継承
・子レコードの所有者
→参照関係:個別指定が可能
→主従関係:指定できない
・ルックアップ検索条件
→参照関係:設定可能
→主従関係:設定可能
※従側になるオブジェクトにデータが入っている場合は主従関係は作成できない
◆連結オブジェクト
・多対多リレーションを実現する
・2つの主従項目を持つカスタムオブジェクトのこと(定義順はプライマリ、セカンダリ)
・デフォルトの組織の共有設定はプライマリの主従関係側の親レコードに連動
・連結オブジェクトには複数レベルの主従関係を作成することはできない
※いずれかの親レコードを削除した場合は、連結オブジェクト側のレコードも削除される
◆データ型の変更
・データ損失の可能性があるので、実施前にバックアップをとっておくこと
・互換性のあるデータ型への変更時は、データは失われない
(テキスト→ロングテキストエリア、数値→テキスト)
・積み上げ集計を定義していない場合は、主従関係から参照関係へのデータ型変更が可能
・既存の項目の種類は問わず、カスタム数式項目への変換はできない。
※テキスト型から自動採番型へ変更した場合、既存のデータは変更されない
◆スキーマビルダー
オブジェクト、項目、リレーションを表示・編集するグラフィカルツール
・項目、属性およびヘルプテキストの追加、編集が可能
オブジェクト情報、ページレイアウトは別ウィンドウで表示
◆upsertと外部ID
・UpsertではSalesforceID項目または外部ID項目を使用して「レコードの新規作成」もしくは「既存レコードの更新」を判断する
-IDが一致しない→Insert
-IDが1件だけ一致→Upsert
-IDが何件も一致→エラー
→Upsertにより重複データの作成を防ぐことができる
・外部IDは、テキスト、数値、メール型のカスタム項目に設定可能
・他のシステムとの連携のためにUpsertコマンドで使用する
・親レコードのSalesforceIDを意識しなくてもリレーションを設定可能
→参照関係の紐づけを実施する場合、親レコードに外部IDを持っていればSalesforceIDを使用しなくても紐づけが設定できる
◆Salesforce Connect
・ODataアダプタを使用して統合業務ソフト(ERP)システムのデータなど、Salesforce組織外に保存されているデータを表示および検索できる
・SalesforceConnectと使用して、外部データソースに対してSOQLクエリを介して、Salesforceからシームレスにアクセスが可能
・「検証して同期」ボタンを押して、必要なリモートオブジェクトを選択
・同期したリモートオブジェクトは、外部オブジェクトとして操作可能
※外部オブジェクトにはタブを作成することが可能
・Salesforceから外部オブジェクトとしてアクセス可能
・カスタム項目を追加可能
※外部オブジェクトを使用して定義できるリレーションタイプには、「外部参照関係」と「間接参照関係」がある
→これについては自分でもよくわかってないので、Trailheadでも確認する。