どうも☺kobsapです。
うめ吉さん主催の企画「時代のアップデート」参加します。
私が現在注目している将来技術として
「人間拡張」Human Augumentation
これです。
これは物凄い未来を運んでくる可能性を秘めた物と考えてます。
人間拡張という言葉だけなら以前から有ったのですが、このところ更に一歩進んだ状況になりつつあるようです。
人の能力を高度な技術と融合する事によって飛躍的に向上させるのが人間拡張になります。
実は 以前の私の記事で紹介したMITのメディアラボ所長の伊藤 穣一氏も既に人間拡張に言及しております。
で、この人間拡張の技術を目にしやすいところだとパラリンピックの選手達ですね。
既に義足のランナーの100mの記録は10秒台で、健常者とさして変わらないところまで来ています。
というか、この先健常者の記録を抜かす可能性すらあります。
一時期ドーピングが問題としてありましたが、こう言った人間拡張はどう対処なされるのか。
健常者が自身の脚を切断して最高なパフォーマンスが出来る義足を装着するという事態もあり得ます。
倫理面含めた討議が必要になりますね。
また、こう言った物理的な拡張だけでなく、脳へのアプローチで瞬発力や敏捷性を強化する方法なども出てきています。
Halo Neuroscience(ヘイロー・ニューロサイエンス)が提供しているヘッドホンで、ヘッドホンのバンド部についた電極が脳の運動皮質につながるニューロンを
スピードアップする「ニューロプライミング」と呼ばれる手法を使っています。
テクノロジーによる人間の超人化が始まっています。
また、上記以外に日本でも色々研究は始まっています
国立研究開発法人産業技術総合研究所 (長い名前ですね 笑)
ここに人間拡張センターっていうのがあります。
ここでは人間が本来持っている能力の維持・向上を目指して研究しており、
スマートセンシング、生活機能ロボティクス、運動機能拡張、認知環境コミュニケーション、スマートワークIoH
サービス価値拡張、共創場デザインといった組織に分けて研究を進めているようです。
また ハーバードビジネスレビューで暦本教授の記事が非常に興味深いです。
IoA(インターネット・オブ・アビリティズ)と呼ぶ概念で、人間拡張(HA)が進むとネットワークを前提とした人間拡張に発展する。
で、ネットワークで繋がった第3者が自分の頭の中に入り込む(ジャックイン)ことで、追体験が可能になる。
これにより、熟練工が新人の頭にジャックインして技能伝承するとか、AIと連携するとか
感覚機能を再現する技術が出来たら、追体験で男女の入れ替えとか、色々想像できますね。
まさに映画マトリックスですね。
医療からエンターテイメントまで未来の幅がぐっと広がる可能性に満ちています。
正直ぶっとび過ぎている感がありますが、個人的にはめちゃくちゃワクワクします。
幾つか貼ったリンク先を読んでいただき皆さんも人間拡張(HA)にワクワクしましょう 笑