「鬼滅の刃」の人気キャラクター、我妻善逸⚡
人気投票ランキングでは、堂々の1位
主人公炭治郎と同じく、鬼殺隊士の最終選別で生き残った5人のなかの1人
精鋭中の精鋭である
アニメ化で大変だったことの1つに彼の衣装が
挙げられている制作泣かせの男でもある△▽
動きやカメラワークの中での善逸の服の三角模様の整合性をとるのが大変
他に大変なこと(一例):
・呼吸をアニメで表現するためのビジュアル検討
・無限城の3D(画面外への広がりの表現の設計)
さて、本題。
善逸が人気になった理由は、さまざまある
その理由のひとつ、
主人公らしさ
主人公らしさ=マイナスからプラスへの変化
と定義したい
善逸は、作中で一番この落差(マイナスからプラスへの変化)が
大きいキャラだと思う
それは、彼の名前(我妻善逸)と作中での彼の行動、出来事から読み取れる
我妻と善逸、
順番に解説する
まずは、”我妻”から
これは、『古事記』で自分の妻を探し求める趣旨で使われている言葉
ヤマトタケルが海を渡ろうとしたとき、海が荒れ狂い、船は進めなくなる
これは、海の神の仕業
そこで、ヤマトタケルの妻・弟橘比売(おとたちばなひめ)は、
神の怒りを鎮めるため、入水自殺
結果、海は穏やかになり、船は無事進行できた
ヤマトタケルは嘆き悲しみ、「あづまはや」
つまり、「あゝわが妻(我妻)よ!」と言ったとされる
そこより入り幸でまして、走水海を渡りたまひし時、その渡の神浪を興し、船を廻らして得進み渡りたまはざりき。
こにその后、名は弟橘比売命白したまひしく、「妾御子に易りて海の中に入らむ。御子は遣はさえし政遂げて復奏したまふべし」とまをしたまひて、海に入りたまはむとする時に、菅畳八重・皮畳八重・絹畳八重を波の上に敷きて、その上に下りましき。
是に其の暴自ら伏ぎて、御船得進みき。
というわけで、”我妻”は妻を探し求める意
彼は、女の子を探しもとめた結果、
禰豆子ちゃんは俺が守る!
からの
最後で禰豆子ちゃんと無事夫婦になったことが読み取れる
#”我妻”の伏線回収完了
次に、名前の”善逸”について
善逸とは、”よい行いから逃げる”という意味
基本的には泣き虫で弱虫な善逸
修行からも鬼からもとにかく逃げてばかり
しかし、いざというときは、この通り
#抱かれたい
逃げずに立ち向かう姿勢が描かれる
”善逸”という名前を克服
自分を乗り越える姿が描かれている
以上、
「鬼滅の刃」人気投票ランキング1位、我妻善逸の名前の由来⚡
と、落差(マイナスからプラスへの変化)の描き方✒
#我妻善逸
#名前の由来が素敵すぎるキャラ
#主人公としての素質あり