久しぶりの将棋
格上相手に勝利。
本年幸先がよくてうれしい。
最善手率84%は過去最高レベル。
うってる時もノリノリでうまくできた感覚があったので解析してみたら
過去最高。
コンスタントにこの棋力だせれば、県ベスト4とか狙えるレベル。さすがに出来すぎで再現性には乏しいけど。
乱戦基調の嬉野流からこの場面。穏便に4二角とひくのも考えたが、
角をばっさり切って勝負は激流へ。
この手は悪手認定こそされてないが、評価値はそこそこ落ちている。
たしかに部分的には角と桂馬の交換なので割にはあわない。
局面進みこちらの攻撃が延々と続く。
この辺の歩を使ったパンチが好勝負の要因。
歩はたしかに性能でいえば最弱も、それゆえ身軽で、成ったときの強さを踏まえれば一番大切な駒ともいえる。
プロの先生は歩の使い方がべらぼうにうまい。
ここまで進めば駒の損得はとんとん。飛車が龍に成っているため、こちらの優勢。
この辺も息継ぎせず、攻める。
相手の陣地であることを担保にこちらの弱い駒と相手の強い駒の交換をおしつける。
このまま優位を保って勝ち。
先制パンチから態勢崩したところにことごとく、急所をみつけられたのが勝因。
話はかわるが、将棋のトッププロは○○流という自分の将棋を表した異名で呼ばれることがある。例えば、米長先生の泥沼流であったり谷川先生の光速流は棋風を端的に示していてカッコいい。
自分がそれらを名乗るのはおこがましいが、アマチュアの楽しみとしてそんな異名を妄想しながら指すのも許してほしいところ。
今回の将棋は蜂巣流という感じ。
将棋マンガの「ハチワンダイバー」に出てくる名人がこの異名で、蜂巣流(ガトリング流)と呼ばれていた。
これからも攻め一辺倒の会心譜を上回るものを目指していきたいところ。
今年も将棋は魅力的だ。
どうぞよしなに