
京都・山科で味わう極上の豚かつ ― 熟成豚かわむらレビュー
京都で豚かつを食べたいとき、中心部にはたくさんの人気店があります。
けれど、少し足をのばして 山科区 にある「熟成豚かわむら」を訪れると、他では味わえない“肉の存在感”に出会えます。
「熟成豚かわむら」の豚かつは、衣がとても薄く仕上げられています。
サクッと軽やかで油っこさはなく、口に入れるとすぐに豚肉そのものの旨みが広がります。
一口ごとに「肉を食べている」という実感があり、ボリュームはしっかりなのにあっさりと食べ進められるのが特徴です。
普段、私は衣をはがして食べることが多いのですが、こちらのかつは衣が薄く一体感が強いため、むしろ衣ごと味わいたくなる一品でした。
もうひとつの名物が、豚の佃煮。
これがおかわり自由なのは本当に嬉しいポイントで、甘辛く炊かれた濃厚な味わいは白ごはんと抜群の相性。
正直、豚かつを待つあいだにこの佃煮だけでごはん2杯はいけてしまいそうです。
豚かつと佃煮、二つの違った形で豚の旨みを楽しめるのは、このお店ならでは。
「熟成豚かわむら」があるのは、京都市中心部から少し離れた山科区。
観光客でにぎわうエリアとは異なり、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと食事を楽しめます。
京都観光のついでに立ち寄るもよし、豚かつを目当てに足を延ばすもよし。
山科でおいしい豚かつを探している方には、ぜひおすすめしたい一軒です。
















