ブロックチェーンSymbolのコミュニティサイトを作るプロジェクトが始まったようです。
コミュニティサイトということで、このサイトでの直接の売り上げは、無いか、あっても少しと思われます。
そうすると、「このサイトは運営が維持されるのか?」という問題が気になります。
維持費については、Symbolのハーベスト機能を使うようです。
Symbolブロックチェーンは、1万XYM以上持っている人(ハーベスター)、ノード(ブロックチェーンを提供するサーバーのこと)を持っている人が、ハーベスト報酬を貰えます。
● ハーベスターがノードをどれか選ぶ。(ノード委任とよぶ)
● ハーベスターは、抽選で報酬が貰える。当選率は、各ハーベスターの重要度≒保有XYM数、に応じた確率
● ハーベスターが選んだノードに、ハーベスト報酬の一部が入る
という仕組みになっています。多くのハーベスターに選ばれるノードは、報酬が多くなります。
Symbolコミュニティサイトを支援したい人は、Symbolコミュニティサイトのノード
d-01-pi-net.d-world.funにノード委任することで、この活動を支援できる、というわけです。
Symbolコミュニティサイトの運営に協力者として関わる、という方法ももちろんありますが、ノード委任することでも支援になるわけです。
ハーベストの仕組み、Symbolブロックチェーンを使っていますが、Symbolやブロックチェーンとは関係の無い活動でも、この仕組みを活用して活動資金を獲得する、ということはできそうです。
● こども食堂とか、保護猫とか、そういった活動をしている団体がノードを持つ
● 活動を応援したい人が、そのノードに委任する
という仕組みです。NPOなどで活用できると面白そうです。
2022年8月時点では、この仕組みは、額が小さい、という重大なデメリットがあります。
ノードを持つためには、サーバー費用がかかります。サーバーを借りると、月数千円~の費用がかかります。
一方で、Symbolハーベスト報酬はXYMで入ってきます。XYM価格が低いと、活動資金を得るどころか、サーバー代で持ち出し、というケースも考えられます。
なので、現時点でノードを持つのは、今日明日の活動資金、というよりは、長期的な視点で、活動支援方法の一つとして選択肢を増やしておく、という考えでないと辛いかもしれません。
Symbolコミュニティサイトは↓です。2022年8月時点では、工事中の箇所が多いです。