バズる記事を書けるとブログ・サイト運営が楽しくなりますね。とはいえ、そんなに簡単にバズる記事がかけるわけではなありません。私の場合は、100記事書いて1個当たればいいな、ぐらいの感じです。
今回読んだ本は、三宅香帆さん著の 文芸オタクの私が教える バズる文章教室(リンク先は楽天ブックス) です。
詩人の俵万智さんの短歌から。(サラダ記念日に収録)
「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの
カタカナ表記のカンチューハイについて取り上げています。ここの凄さを示すのに、大胆にも、缶チューハイだったら?日本酒のだったら?と書き換えて比較する、ということをやっています。
書籍は1つのトピックが5~6ページぐらい、トピック数50ぐらい、で構成されていますが、かなりのトピックで、この改変(改悪)して比較する、というのが行われています。
プログラミング言語を学習するとき、上手いプログラムを自分でも書いてみる(俗に「写経」と呼びます)ことがあります。また、最近はあまりやっていないですが、プログラムを学び始めたときは、「自分でまずプログラムを書く→お手本のプログラムと比べる」ということをやりました。
プログラミングの学習で役立った方法を、この本は文章ライティングについて疑似体験できる、という感じです。
私に文章ライティングの才能があるのかどうか分からないですけど、確実に言えるのは、
天才には叶わない
だと思います。プログラミングでは凄く実感しました。プログラマーの中で私は上位10%には入ると思いますが、「凄い人は超人的に凄い」とあるプロジェクトで感じました。そしてそれは経験や努力ではカバーしきれないレベルの差異だな、と。
もちろん、ライティングの才能がないにしても、経験や努力である程度は上手くできるとは思います。しかし、凄い人には叶わない、というのは、文章ライティングもそうではないかな、と考えています。そのため、自分のメディアは文章では勝負しないようにしました。