2017年に国産ICOとして4億円を集め注目されたALIS。
当時の多くのICOプロジェクトと同じく、スキャムだったのでしょうか。
このICO資金で設立され、現在は法人向けブロックチェーン開発事業を展開する株式会社ALISの代表、CEO 安昌浩 氏 の雄弁は、巷のスキャムICOプロジェクトと一線を画しました。
「プロジェクトの表も裏も、すべてをさらけ出して透明化する」
「悪いことさえしていなければ、すべてオープンにしてもリスクはない」
「信頼を見える化を手掛けるには、まずALIS自身を信頼してもらえるようにしなければならない」
と決意を語りました。
安CEOのこの信念に賛同したからこそ、ALISのICOに4億円も集まったのでしょう。
ICOは怪しいと巷で言われる中で、安CEO自身も(株)リクルート出身のため、
「美味しい言葉で金を集めて赤坂で遊んでいる輩」
と見られることもしばしばだったとか。
だからこそ、
「自分たちが信頼を得ること。」
を徹底するんだと。
経営者として、社会や投資家へのメッセージとして、素晴らしい安CEOの決意です。
ただし、2018年春に開示すると約束した(株)ALISの決算は、2020年10月時点では未公開のままと、有言実行には時間が掛かっているようです。
過去のAMAで「なぜ決算開示しないのか」との質問に、「開示するとリスクがある」との回答があったとされていますが、安CEOの公言と照らし合わせると、正々と株式会社ALISが運営されている限り隠すことの方がリスクであり、あり得ない回答となります。
AMAでのこの発言は、何かの誤解や言い間違いではと思います。
がんばれ 信頼の人 安CEO
すすめ 日本のブロックチェーン・ファーストペンギン (株)ALIS