千葉神社を中心とする千葉市こそ「北斗の国」だった!<イラスト・マンガカテ・コラボ企画>
商売、受験、スポーツ。
勝負ごとをする人なら気になる神社が千葉市にあります。
それが、「月(ツキ)を呼び(勝ち)星を掴む」と言われ、勝負と天命を司る妙見菩薩をお祀りする千葉神社。
妙見菩薩(俗称:妙見様)とは、天界の中心にいる北極星のこと
運命と善悪を見渡す力と邪気を払う力を持っているとされています。
ということで、千葉市にある千葉神社へ行ってきました。
京王線で千葉市についたとたん、出迎えたのは「北斗の拳」!
話を千葉神社へ戻しますね。
社名は、明治政府が明治2年に発令の「神仏分離令」により、今の「千葉神社」となりましたが、旧名は、第六十六代一条天皇の眼病を治したことから拝命した「北斗金剛授寺」です。
その名のとおり全国にある妙見様の総社にあたる頂点の神社です。
この神社を整備したのが、千葉市の開祖と言われる千葉常胤(ちばつねたね)で、源の頼朝から父と慕われ、数々の偉業を陰で支えた武将です。
妙見信仰(北辰信仰ともいわれる)は全国に散った千葉一族にも引き継がれました。
千葉神社の神紋は三光紋(星、月、太陽を表す。月星紋ともいう)と九曜紋(中央の星+囲む星9個から十曜紋とも言う)ですが、全国に散った分家では、本家を敬い星を減らしたり月にしたり、形を変えた紋を使うところが出てきました。
千葉神社の紋
いろいろな千葉氏の家紋
これは千葉神社の拝殿の正面にあたる入口となる分霊社「尊星殿」
これは神社建築では他に例のない「楼門と社殿の複合型」です。
この尊星殿は中央に「福徳殿」、東に「日天楼」、西に「月天楼」があり、さらに上階に「開運殿」があります。
福徳殿です。
御祭神「北辰妙見尊星王(星界の王:北極星)」の御分霊をお祀り。
方位方角・五行・十二支・人間の身体各部等の役割を、八角形に配された八つの各星宮が個々に担い守護しています。
八面にちゃんとお賽銭箱もありますよ。
左右の「日天楼」、「月天楼」上階の「開運殿」の説明は上の公式HPか、ぜひ現地で見てね。
重層社殿。
拝殿が2階建ての構造は日本初なのだそうです。
拝殿は三光紋と九曜紋が誇らしげ。
お賽銭箱にも立派な三光紋があります。
参拝を済ませたらいよいよ御朱印を頂きます。
これは私ではありませんよ。
頂けるまで、ちょっとお時間がかかるので散策してきます。
同じ系内に千葉天神様がありました。
平安末期に千葉神社境内に勧請された学問の神様・菅原道真公を御祭神とする御社です。
千葉神社の旧社殿であったことから妙見様の御神力も同時にいただけるとされ、その神紋・月星に由来しての「ツキ(月)を呼び、勝(星)を拾う」という縁起の良さが広く知れ渡るところとなったそうです。
このフレースはこちらの天神様だったのですね。
でも本殿の妙見様も、おなじく勝ち筋を見通す力を持つ神としても崇められているそうです。
当然、こちらもお参りしました。
境内には池の周りに14社の末社もあります。
勧請された年代は古く、中には中興開山の時の絵巻図に記されているものもあるそうです。
興味のある方は、上記の千葉神社の公式ホームページに解説がありますよ。
まだまだ紹介しきれない見どころが沢山。
この続きは、ぜひご自身でね。
そして御朱印頂けました♥
妙見様の頂点の証「妙見本宮」とあります。
では早速例のものへ・・。
今回も書き置きでもらい、豆御朱印帳に縮小を貼りましたー。
また、最初は輪ゴムをだった御朱印バンドを作り直しました。
うんうん。我ながら可愛くできてる。
千葉市や千葉氏と北斗の関係をもっと知りたい人、もう一度貼っちゃうけど、「イラスト・マンガ」カテのこちらの記事もよろしくー。
プリンの御朱印記事集はこちらpudding御朱印
プリンのオリジナル工作記事集はこちらpuddingオリジナル