お久しぶりです。rukiです。
今回はクリスペリゾートの一部で自分でイベントを企画/開催した結果を書いていこうと思います。
そのイベントがこちら。
現環境でブロンズ全色のデッキを作るとどうなるのか知りたいと思い、開催してみました。
対戦相手の色が分かるとメタ要素が入ってしまうため、対戦が開始するまで分からないようにしました。そのため、対面色に関わらず環境に対応できるデッキに仕上がっているはずです。
まず対戦組み合わせと結果から。
aチーム bチーム
❌mosha(白) vs シオン(青)⭕️
❌遊由(青) vs がんつ(緑)⭕️
❌やんぐ(赤) vs ruki(赤)⭕️
❌seigetuka(黒) vs Ken(白)⭕️
❌かませいぬ(緑) vs June(黒)⭕️
なんとbチームが5勝0敗の完勝でした!
実はこの対戦より少し前に同じくクリスペリゾートでgomagomaさんがブロンズコロシアムを開催しており、上位4名がbチームのメンバーという結果に!
その時は4人全員が黒を使用してました。というくらい今のブロンズ環境は黒が主流となっています。
前置きはこれくらいにして、各メンバーが作ったデッキを色毎に見ていきましょう。
インタビューとかは特にしてないのでデッキとリプレイだけ見て個人的な感想を書いていこうと思います。
まずは自分のデッキ紹介から。
CSはフェルトゴルトの火球一択です。
ブロンズ環境では後1の大魔術師を取れないとかなり不利なゲームになるので、2マナで火球+火山orフェンサーで返すためです。
基本的にはゴーレムでコントロールするデッキですが、後半の大型ユニットを除去できない(しないことにしてる)ため、前半から盤面を有利に進めながら相手のLPを削るコンセプトです。処理要求ユニット以外は全て顔を殴り、LPアドバンテージをとっていきます。徐々に盤面は劣勢になっていきますが、業火の嵐や煉獄で一掃し、序盤に取ったLPアドバンテージを活かして6コスバロンで詰めに行くプランです。最近は黒や緑での横展開が流行っている事もあり、全体除去を多めに採用しています。低コストで最速攻めを狙うプランは現環境で黒大地、緑倍加など長期戦になると防戦一方になるため早めに攻めることを意識しています。序盤にLPアドバンテージを取ることで相手からすると本来攻めに使いたい6コスバロンを除去に使わせたりと、守りとしても機能します。
4コス前衛枠ですが、ホルスではなくロックガーディアンなのはフェアリーへの抑止力になることと黒大地を2回受けれるためです。
ちなみに最近のブロンズデッキでは図書館、大魔術師、パンダの釣り師をガン積みすることにハマってます。
CSは暗殺を使用していました。
除去カードはなるべく伏兵の恩恵を受けられるソルジャーを採用し、ゴーレム+6コスバロン+伏兵の14点や灼熱弾で詰めるプランですね。
ruki式のデッキとは違って長期的に盤面をコントロールして終盤の大ダメージで勝つイメージでしょうか。
ちなみに対面側の観点ですが、赤でドワーフガンナーが入ってる場合は伏兵を警戒した方がいいです。赤には雪国の侵略者があり、顔にも飛ばせる観点で上位互換が存在するからです。ドワーフガンナーの利点はソルジャーであることと、蜘蛛の巣にかからないことくらいですので、ソルジャーバフを採用している可能性が高いです。
CSはシーラの激流を使用していました。密林の守護者やライノサウルス、マナクリパンダが採用されており、青には珍しく大型に寄せたデッキのようですね。上官羨ましい!
雪だるまやグラシエス、激流はランダムな青ボトルを手札に加えられるので、体力の高いユニットを採用し、3回復のボトルも含め有効活用するためでしょうか。ソートアノマリーも採用されてますしね。
実際の試合でも大型ユニットを展開してボトルで相手除去と自陣ユニットの回復で盤面を制圧するシーンが見受けられました。
CSはサイラスの遅滞を使用していました。青でソルジャーバフするコンセプトなのは斬新な発想ですね。遊由さんはブロンズ大会でも青を使ってるイメージがありますので、かなり練られた構築なのではないでしょうか。
ブロンズ環境では先行でゴブリンor痛みの騎士を出して、次ターン以降、相手が出してきたユニットを毎ターン除去できると先行1ターン目に出したユニット分のアタックで毎ターンLPアドバンテージが取れます。そのLPアドバンテージを活かして6コスバロンやライトニングボトルで詰め切るプランだと思います。自分で青組む時は同じようなコンセプトがで組んでいて、CSはシーラの激流を使ってました。
深き霧だけ採用理由が思いつかなかったので気になるところです🧐
CSはリュラの聖典を使用していました。デッキ名からしてmoshaさん作のデッキをがんつさんなりにアレンジしたデッキのようですね。
遠吠えと巨大化をガン積みしたデッキは自分でも使ったことありますが、相手の処理が遅れるとひっくり返せないほどの爆発力がありますね。エルフ並べて先打ち遠吠え、ブロンズ環境で2/2を全除去できるカードは少ないため、次のターンで残ったエルフと追加でフェアリー出しつつ巨大化が鉄板ムーブです。
聖典はナーフされたとはいえ妥当になったくらいでまだまだ現役でも使えそうです。使用する際は卵+ロックガーディアンで3枚ドローを目安に動くと安定します。
聖典がナーフされたことで緑CSで次に目につくのはアルベリッヒの倍加。
詰めプランとしては分かりやすく、8コスワーム→9コスミノor一角獣+倍加でLP20近くまでリーサルが見えます。それまでは詰めパーツを集めつつ前衛や除去で守るといったところでしょうか。そのプランに一点集中でも良さそうですが、速攻+ドルイドでプチリーサルを狙えるのもいいところですね。デッキ見ながら色々考えてたら面白そうなので自分でも組んでみようかな🤔
ちなみに図書館の覚醒はかませいぬさんしか使ってるところを見たことないですが、対戦したときはかなりの確率で場に出される印象です。
ブロンズ環境では鬼門の白。Kenさんは大地を軸にしたデッキを組んだようです。白の良いところは槍撃やホーリーボルトなどのスペルが強いところ。スペルでの除去が優秀なので、前衛やゴーレムと合わせて大地でのリーサルまで耐久することができます。珍しいところでいくとヴァレンですかね?ブロンズ環境でSランク(勝手に付けた)のホルスの門番やゴーレムを取れるため採用しているといったところでしょうか。
勝手な印象ですが、Kenさんは比較的重めのデッキを組む印象で長期戦に向いているタイプだと思っています。個人的には回復系が1枚も入ってないのが意外でした👀
ブロンズソムリエのmoshaさんが白を担当してくれました。
CSはジークフリートの威光を使用したデッキです。自分でも威光を使った白デッキを使ったことがありますが、ソルジャー軸にしてシールドウォール+威光で早めに高スタッツユニットを作るのが強かったです。白はスペルが強いですが、スペルばかり引くと何もできなくなるのでバランスが難しいところです。その問題はパンダの釣り師や図書館まで入れてドロソを増やすことで解決できます。
珍しいところは7コスの貫通持ちですかね。
moshaさんはブロンズの中でもあまり使われていないカードにもしっかり目を向けているのがソムリエならではといったところですね。
大地じゃない黒は逆に珍しいと言ったくらい現環境の黒は大地ばかりです。逆に入れていない方が相手からすると警戒しないといけないので嫌なのかも🤔
除去やデバフで盤面を取り、ゾンビやオルフェウスでバフしたユニットでじわじわ攻めるプランでしょう。デバフとフォースフィールドによるロックが完成したら勝ち確です。打点が足りない部分に密林の守護者と抜け目がないですね。
CSは瘴気を使用してましたがここまで耐久によせているなら呪詛でも良さそうですね👀
ちょっと重めなので低コストユニットでアグロに弱いと思いきやインプやダークエルフで全除去+ちょっとでかいユニットは生命吸収で食されて積みでした。強そうなので自分でも使います👀
今度はオーソドックスな黒大地、と思いきや6コスバロンでのサブリーサルも見据えています。大地はメインというよりサブの立ち位置の印象👀
こちらも黒ボトルとフォースフィールドでのロックプランも搭載されています。
大地の枚数は個人差が出るところですが、自分は現状2枚にしています。理由は2枚あるとおかわり大地出来ることにあり、リーサルでなくとも1枚目を普通に11/11として出す事も出来るからです。しかし、黒環境の今は生命吸収で美味しく食されるので1枚にしてリーサルでのみ出す方が環境には適しているのかもしれません。サブリーサルとして6コスバロンを入れているのはそれを見越してのことかもしれませんね。
参加者の皆様には改めて各色のデッキを作成してもらいましたが、同じ色でもコンセプトが違っていて面白い結果になったと思います。ブロンズ環境ガチ勢の方々やブロンズデッキの構築に悩んでいる方々の力に少しでもなれたら幸いです。
この度はご参加頂きありがとうございました!