京都を尋ねてその帰り、先斗町のお好み焼き屋、やすべえさんにいってきました。
先斗町は鴨川と木屋町の間にある昔ながらの花街通り。観光人気のとこですけど、敷居高そうな店の並ぶ狭い通りにあって、いつからかぽつんと先斗町公園の横に立ってるお好み焼き屋さん。外国人観光客が多くて、店員さんも英語で受け答えしてたりするお店です。
学生時代、木屋町の飲み屋でバイトしてたんですけど、京都は通りの顔も店もごろごろと変わっていくのに、何故かいつでも懐かしく変わらない雰囲気。やすべえさんの店内も飾り気のない昔ながらのお好み焼き屋さんです。昔は茶屋だった京町家を利用して、創業30年ぐらいらしい。
ぶりっぶりの牡蠣がごろごろ入ってる牡蠣焼きそば。醤油だしの効いた牡蠣のアクセントで口の中が大変に幸せ。
やすべえ焼き。やまいもがふんだんに入ったミックス焼き。大阪のお好み焼きとも広島焼きともまた一風異なる、あっさりとしながら味わい深い旨さ。
ねぎ焼き。しっかりした生地とねぎを味わう。旨い、マヨネーズとか邪道、いりません。
えのきとホタテのバター焼き。酒の染み入ったしっとりやわらかな味わい。
舌鼓をうちながら友人と懐かしい話に花を咲かせていたら、いつのまにか店内はいっぱいで店の前にも待ち客が。早めにいかないと入れなかったりする割と有名なお好み焼き屋さんですが、京風お好み焼き、といえば思い起こすのがこの店です。
京都を尋ねる際にはぜひ。鴨川ほとり昔ながらのこの店で。
お好み焼き やすべえ(京都先斗町のれん会 お好み焼き)