春。ふきっ玉（ふきのとう）をとりに行った。旬の、野の物は元気になる。

フキッタマは3月に入り、ちらほら生え始めているのを確認していた。

数日前に雪が降り、地面に水分が十分に行き渡った気がした。

そして今日は気温が急上昇した。

となれば、ちょうど良さそうなフキッタマが生えているはずとピーンときて、秘密の裏山へ向かった。

フキッタマスポットは、少し険しいバラや倒木がある場所を抜けた先。

日当たりが良い南斜面の場所なので、間違いなくちょうど良さそうながありそうな予感がしていた。

転がり落ちそうな斜面を進む。

花満開のきれいなフキッタマがあった。

花咲き始め。

今回のフキッタマポイントは急斜面を登ったり降りたりで、足の筋肉や滑り落ちそうな時に木に捕まったり踏ん張ったりと、体全体を使う良いトレーニングにもなり、普段使わないような筋肉や力を活用する良い時間にもなった。

おかげさまで、たくさんのフキッタマを収穫できた。小さなものは残し、全てを取らずある程度残すのがフキを絶やさないためにも大切だとおもう。

おかげさまでたくさん収穫できた。

食べるには花が咲き始めか、咲く直前の大きなフキッタマが僕は一番好きだ。

天ぷらや、パスタ、フキ味噌、生のまま、みじん切りにして味噌汁に散らしたりして香りを楽しみながら食べるのが好き。

険しい場所へ行き、あたりを見回し、視力も回復したかもしれない。

きつい場所で、楽しく体動かし、気がついたら、自然な筋肉のつき方をゲット。

きれいなフキッタマをじっくりと観察し、柔らかな緑色に感激し、最後は美味しく調理して、味わっていただく。

全てに感謝。

ありがたい。自然の恵み。

山さん地球さんいつもありがとうございます。

引き続きお世話になります。