以前、何かで見ていつか作ってみたいと思っていた竹の枝茎や葉で作るお茶。
竹の子供は筍。竹はパンダの主食。竹ぼうきや生垣、畑のツル野菜、キュウリやいんげんの支柱、竹細工など家は竹を昔から活用している。
茂って車道にはみ出して邪魔になっていた枝をゲット。
近所の裏山は止山になっていないから持ち主がいても、キノコや山菜取りでも勝手に入れる暗黙のルールみたいのがある。
と言っても山へ入って散策している人たちはあまりいない。山仕事もしている人もいないのでどんどん荒れていくばかりのようだ。
竹は剪定ばさみなどである程度細かく切って、漬物樽へ入れて水を入れて何回かぐるぐる手で混ぜて洗い、ザルに上げて乾燥しやすい薪ストーブの近くに2日程おいてカラカラになるように乾かしてから、
天日干しするとなんでも栄養価が増すらしいと言うことを思い出して、半日ほど天日干しした。
今度はミキサーに入れてガーーーーーーっとやって葉がある程度細かくなったら乾煎り用のフライパンにあける。
枝入れたままミキサーかけ過ぎると刃が傷んでしまうと思ったからささっと行った。
そして、弱火で煎る。
細かくなった葉はすぐに焦げて煙が出るので超弱め、そして手早く竹箸で混ぜて適当なところで火をとめる。
どのくらいの分量を煎じればいいかわからないので軽く二掴み程やかんに入れてひと煮たち。
2掴みは少し多い濃い目の竹茶になったが、想像をはるかに超える美味さでびっくりした。
クマザサ茶も作って飲んだことがあるけど、それに近い感じもする。
竹の枝や葉を焙煎の時に火の通り具合もバラバラだったのがよかったのか、
香ばしさと良い意味での青臭い感じが絶妙のバランスだった。
竹も笹も同じ仲間と言うことだからクロロフィルなどありそうだな。浄血作用など…
個人的には手間暇かけて入れる価値のあるお茶、また飲みたくなるお茶に出会えてよかった。