知り合いから有精卵孵化させるおもちゃのようなマシンを貰ったので、
スーパーで有精卵を取り寄せてもらい、
一度でいいから飼ってみたいと思っていた鶏を飼うことにした。
JAなどに売っているヒヨコ買えば早いしオスかメスかもきっちり分かったのを売っているけど。雄雌にかかわらず卵からやりたかった。
20日か21日でめでたく孵化しまして。
殻を破りピーピー言い出したその時に丁度昼めし前で春巻を揚げていたのもあって、名前は春巻きにした。
今回登場の白いメス鶏は『春巻』である。ヒヨコだったのに半年もすれば大きくなる。
今年で2回目の冬。
鳥小屋はほぼ廃材で作った。
アンパンマンの顔は、壊れたおもちゃを知り合いがゴミ捨てに出す前に救出。
両サイドの頭蓋骨は家の者から悪趣味だと、高評価いただいている。山の中散歩していたら見つけたコレクションなどで作られたカオスデザイン。
基盤も昔の炊飯器か何かを分解したときに取り出した物だったかな。
分解すると思わぬ発見や楽しみ、使えそうなパーツや仕組みもたのしめるね。
錆びかかったトタンもペンキ塗り。別の物にペンキ塗る時もこの屋根の上を使うことがある。ペンキがしたたり落ちてもその分屋根が丈夫になる。
ペンキはリサイクルショップでたまたま安く手に入れたさび止め材配合のペンキ。
余ったペンキは、倉庫など別のトタンへ塗り重ねていく。
見栄えより耐久性が私にとっては重要。赤さび色
メスは一羽、一日一個産んでくれる。
入れ物を置いておくとその中で産む。
何か液体が入っていた丈夫なプラのタンクを縦半分に切り、持ちてを小屋の奥から引っ張り出せるように配置。
ケヤキの木と鋼鉄線で作ったひっかけ棒で奥から引っ張り、奥へ押しやることが簡単。鋼鉄線も山の中へ不法投棄してあったものを回収してきたガラク宝。
万能ひっかけ棒は立ったまま立ったり座ったりを頻繁に繰り返したり、たくさんの事をこなすような生活をしている人や腰が痛い人にもおすすめ。
カゴ持ち上げたり。
缶を持ち上げたり
鶏には米ぬかやライムギ、ヒマワリの種、傷んだキウイなど畑でできる物や草や野菜をくれている。
郵便局近くにあるコイン精米所の横の扉開けると小糠がたくさんある時がある。誰でも自由に持って行っていいので、郵便局に用事がある時は定期的にチェックする。
たくさんある時には漬物桶にストック。
餌箱は塩ビパイプ半分に切ったものと廃パレットで作った。
針金でフックを作りを壁にかけている。
水は、私の飲み屋で消毒洗浄に使用して出るハイターの容器ゴミ。きれいに洗ってカットしてツル下げてある。これもひっかけ棒があればひっかけだけで取り外し可能で耐久性もまあまあ。
内部の大き目の金網は山の中で鹿よけかイノシシ除けに張り巡らされた余りを周辺に投げてあった何年もたっていたので拾ってきたものを畑の隅で出番を待っていた物。
ドーム状の骨組みである鉄パイプは畑のビニールハウスとして使っていた物を知り合いに貰ったもの。
縛っている紐や電線は家電やその他のゴミを捨てる際に切ってためていた物などを使用。針金を丸めて外れないよう工夫。細かい部分は全て作りながら即興で思いついたり考え出した物。
ネジ類だってステンレス製の物は買えば高い。でも様々な分解を経ているので、ネジくぎボルトワッシャーなども選んで利用することが出来る。
分解する際にこの商品は金がかかっているとか、古い物と新しい物や国産家電など様々な情報が詰まっている。古い物は特に素材が良い。バブル期はやはり違うねーと感心するものも多い。
下の戸を持ち上げる取っては、車の窓ふきか何かの伸縮性のアルミパイプだけを取っといて、まげて叩いて穴あけて固定。アルミだから軽い。
フタを固定するとこをはその場でひらめいた輪っかに曲がった針金を差し込むという簡単なとめ方だが、針金がしっかりしているのでOK
何でも買いそろえれば金がかかる。
卵を取るというだけの目的だとかなり手間暇かかってしまうが、
頭使って色々楽しんでその副産物で卵も楽しめるというスタイルもありだと思う。
鶏飼うって大変じゃない?と聞かれたりするが動物好きで飼育が好き。
工夫するのが好きな人には楽しいと思う。
断捨離ブーム続きで不要な物は全て無くして、金だけで解決って時代でもあるけど、ガラクタってきっと役に立つんですよね。
何もない状態だと工夫する頭すらなくなっちゃうかも。ただ助けを待つだけよりできるなら何かもがいていたいと思う自分がいる。
マニュアルも何もない。先生だって使い方教えてくれない物扱うわけだから、舐めてると怪我だってするが情報量が半端じゃない。
金も大事だけど価値が無くなって、何も手に入らなくなったりしたら自分で何かしないといけない時に役立つものはがらくただったりします。
何を捨てるか何を取っておくかの判断も長年続けているとわかってきます。
置き場の問題などありますが、近所の人に迷惑など掛からずに、自分である程度管理できれば、頭使う楽しさをペットと共にぜひ。