ようこそおこしやす近為へ。京言葉でいらっしゃいと温かく迎えてくれる門前仲町に創業明治20年という老舗の京つけものを頂くことができる近為さんがあります。
日本の食卓に漬物のある「しあわせ」を日々創造するというコンセプトの下、近為さんでは手切の野菜の旨み守るため、手作業の行程を多くし創業時の味を今でも伝えております。
頼んだのは「京のぶぶづけと黄金づけ」であります。
早速お漬物が運ばれて参りました。
柚こぼし、詩仙きゅうりにしばづけです。こちらはほうじ茶と頂くのがよろしいかと。
流石お漬物屋さんというように京漬物のパレードショーが始まりました。いわゆるお茶漬けと魚の西京漬けのセットメニューで御座います。東京ではぶぶ漬けをいただく機会が少ないだけに重宝するお店でもあります。
お漬物はには真ん中に、茄子、そして大原のしば漬、竹の子のしょうゆ漬、奈良漬の胡瓜、千本漬沢庵、桜漬け、青じそで御座います。
まず温かいうちに銀だら粕漬を頂く事に致します。
この銀鱈は衝撃の美味しさです。ほとばしるほどの脂身が銀たらの表面に溢れだしており、それを粕漬の甘漬けされた旨味が身を上品かつまったりとした味わいが楽しめます。
こちらは近為の梅ちりめん山椒。
お茶漬けと共に頂くことにいたします。ご飯もふっくらとして炊きあがっており、甘味が溢れています。
そしてこちらは「幻の梅」という商品名で店頭でも販売されている梅干しです。
はちみつ漬けの梅干しで非常にまったりとした甘さと梅の深みが一体となった非常にまろやかでコクがあります。梅干しが苦手な方でもスイーツのような感覚で頂くことができます。梅干し=すっぱくてしょっぱいとうイメージが崩れます。
リンゴ風味のゼリー。一つ一つに素材に拘っているという気持ちが伝わってきます。
自家栽培の京野菜で漬けた創作漬物の柚こぼしや千枚漬を味わうことの「近為」さん。今までお漬物感覚が変わってしまうほどのクオリティーです。漬物とご飯をそのまま食べても、ご飯に漬物を盛り付けてお茶をかけたぶぶづけにしても、自分好みの味を作ることができるのでいいですね。
皆様も是非、門前仲町で京を感じてみましょう。
店名:京つけもの処 近為
住所:東京都江東区富岡1-14-3
TEL:03-6458-8049
営業時間:11:00~18:00(L.O.17:00)
定休日:月曜日
備考:
【味】4.5
【価格】4
【雰囲気】5
【サービス】4
【混雑】4.5
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written by tamito0201(たみと)