クリスペくん　かんそうぶん　６０

しばらくぶりのとんねこです。最近にしては間隔短い、ヤッター！

さて、２月のチャレカが終わり今回も残念ながら特筆すべき結果にはならなかったのですが、デッキ自体をいろいろ試した２日間でしたのでメモがてら残しておこうと思いました。

今回試したのはリュラのこのカード

ご存じほぼ１択カードのリュラ５ＣＳ、竜化です。

アミル６ＣＳでもそうでしたが、フィニッシャーをＣＳで用意できるデッキは楽ができるので好みです。

ただ結論から先に書くとアミルでもそうだったように、フィニッシャーとして確定で握れる仕様はデッキの安定度に貢献していたのですが、肝心のフィニッシャーの選定がランダムなため精度に欠けてしまうのがコンボデッキとしては致命的であると言わざるを得ませんでした。

０コス過多での初期型を回しつつその点には気づいていたので、そこからまずは竜化に極力頼らず打点を重ね、最終的なフィニッシャーを竜化に押し付ける型を考案しました。それがこちら

ビースト型竜化デッキです。

０コスの卵に加え、序盤の安定感を上げる２コスト帯には割と優秀なビーストが多いところから目をつけました。速攻持ちのグリフィンとミノタウロスが居るので急な打点の伸びも演出でき、なんといっても緑最強（私見）の豚力招雷という神カードがナチュラルにデッキインできるのも魅力的な形に思えました。

ただ盤面を作っていく２コストが昨今の除去重視型デッキ相手に耐えられず、牽制のビーストの時点で打点や盤面勝負で劣勢を強いられることが多かったため、終盤の竜化タイミングで盤面に竜化餌を維持することが困難となり敗北してしまうケースが多々ありました。２コスト盤面は温存するものでなく作らざるを得ないため、その２コス盤面が一度崩されてしまうと攻勢のテンポが失われ、竜化するにもグリフィン以外即殴れるユニットが居ないため反抗の機会も失われたままのゲームロスが頻出しました。

その経験を踏まえ、次に考案したのが除去環境を生き延びるための竜化でした。

除去られるなら俺も除去ってやろう！

個人的には好きなタイプです。相手の除去と同等にこちらも除去って盤面を許さないコントロールの動きをしつつ、ミノタウロスや盤面に残るフェニックスへの豚力などでライフを削った後、スキを見て竜化でフィニッシュの形、でした。

このアプローチは環境的にそこまで悪くない形と思っているのですが、緑が除去に寄せると３コスが増えるためそもそもの竜化対象が少なさはなんとも言えず、一応３CSの奇数４点ダメの選択もできるような形にしてはいたのですがそれだとフィニッシャーは足りず、ただ相手の除去をしてリソースが削れて結局フィニッシュに持ち込めない中途なデッキになってしまいました。竜化が奇数コストならそれなりに強い形だったかもしれません。あとコントロール性能で比較すると圧倒的に緑では勝てない青、それが一番苦手なバウンスしてくるせいでひたすらボコられたので、青にバウンス加わってから青対面緑コンは正直オワコンなのを再認識する形となってしまいました。バウンス無い時期なら「大釜あるか？あるんか？どやどや？？」ってできるフェニックスさいつよだったんですが…ｵﾜ(_・ω・)_

ここまでくるともう以下のことをはっきり理解しました。

「今の時代に竜化使う前に竜化用盤面作っておくのは愚策。基本にして王道である竜化時０コスが大量展開フルブッパがやはり正義！　竜化使うならその強みが最大限生きるこのカタチでないとアド取るの無理！！」

ということでほぼ最初頃に回していたデッキに立ち戻ってきました。

サブプランの黄龍と押し込み用のバロン以外はほぼ０コス見た構築です。基本戦略はハンプティ次郎さんがブロンズカップで優勝した記事を見ればだいたいわかるやつです。

２コスパンダは死ななきゃ竜化早出しできないしあまり意味ないから積まないのが正解では？と思ってましたが、除去られれば竜化１ターン早まる、除去られないなら竜化時に速攻ドラゴン１体作れるという時点で２，３ターンに雑に出すカードとして悪いケースが見当たらなかったため０コス枠１つ割いても採用しました。

どちらにせよ４，５ターン目にハンドの０コスフル展開でおおよそ５，６体展開する感覚で作っているデッキですので、とりあえず竜化！　倒せなければ黄龍とバロンで押し込む。ダメなら降伏ボタンぽちっとな！で行きました。どや！！！！

結果↓

ブロンズ０コスに毛が生えた程度のデッキ、レジェ環境で生き残れる程甘くはないですね。

まぁ竜化で全て５コス以上のドラゴンに変わるのであれば勝てた試合が９割くらいありましたが、そこは流石にランダムです。ベビドラほどではなくても６ターン目に4/3ドラゴン出ててもサクっと除去られて終わり、8/6のデカブツでも１体だけなら割と簡単に処理されて終わってました(_・ω・)_

割り切ったコンセプトは良かったのですが、竜化の最大の欠点であるランダム性がそのまま勝率に直結していたデッキでした。格上喰いも可能で竜化につながるデッキの動き自体は安定していましたが、安定勝率には程遠い…といった状況です。

っていうかそもそも一番最初のビースト軸組むに至った理由が竜化の安定性の欠如からって書いてるじゃん？？　鳥頭なん？？　豚じゃなかったの？？？

(´・ω・`)

んでチャレカ最終日３日目

(`・ω・´)「よし、いつもどおり赤つかお」

とはいえ最終日1500付近スタート、昼にボコられながら環境再確認。

おざわの着地が黒や赤に有効なので双ドラ諦めるカタチで。散々俺の竜化をボコってくれた６点全体火力は当然積んで、火力マシマシ悠長コントロールで。昼にジークアルコンアイギス巨大化ぶんなぐりビートされたのでお守りに悪魔崇拝者１枚。人参も処せるしジーク以外でも初手１コス牽制相手に雑に置き返せるのは良き。

結果こんな感じ。緑差し引けば19勝16敗、調整前の昼は勝ち越せなかったので夜で６割くらいの勝率で上振れエンドした感じです。夜は夜でガイン３連チャンとか普通に1500ラインで当たっててキレそうでしたがまぁなんとか金雷魚圏内で終わりました。

竜化試行の２日は環境を知るための犠牲になったのだ・・・

というわけでぼくはこんな感じの死亡談でしたが竜化でうまいこと抜けた人居ますかね？

無謀にもレジェ帯で戦った結果とはいえ、ゴールド帯でも黒青白相手に勝率叩きだせるかは相当怪しかったですね。レジェ級緑の勝利数を見るとリュラ捨てて基本のアルベリッヒ２ＣＳで綺麗にビートする方向に走ったぐれん君を除くと勝利数全然伸びてない感じでしたが、、、新リーダーのテコ入れとは？？

てかシュモンあれどこの環境緑で勝ち抜けるのは流石ばよすぴプロじゃの･･･(_・ω・)_ｺﾜ

ぼくの報告は以上となります。できる範囲でがんばったけどセンスなくてダメでした。なんかリュラのいいデッキあれば僕に教えてください。おわり。