『経済のミカタ』に対する議論

ヴォエっす(´⊙ω⊙`)

うめ吉っちゃんやぞ☆

おっちゃんは、

ALISISTA経済学担当(もちろん非公認)なわけやけど、

最近ワインALISブロガーという人が、

『経済のミカタ』という記事でおっちゃんの市場を荒らしにきたんや！

と、

ここまで貼って気付いたんやけど、

これワインさんのまとめ記事になっているんやないか？

図らずも宣伝になってしまっとるんやけど、

おっちゃんがやりたいことは、

ワインさんの記事に横槍を入れることや！

何故かって？

そりゃ、

おっちゃんの市場を荒らしにきたからやろ！

うそうそ！

おっちゃんがそんなちっちゃな男に見えるかあ？

単に、

本当にそうなの？

と思うことを深く突っ込んでみたいだけや！

ワインさんが参考にしている著書の著者である、

高橋洋一氏は、

ほんまに信頼できるのかを探っていきたいわけやな！

という事で、

ワインさんの、

『経済のミカタ 最終章』を読んで、

おっちゃんが思ったことをつらつらと書いていくことにするぞ！

本編いきます！

---

んーと、

まず最初の国債価格と金利についてなんやけど、

国債価格が変動する要因はいくつかあるわけや！

物価の変動(インフレでは価格が下がりデフレでは上がる)だけやない！

景気予測や海外金利(特に米国金利)、

需給バランス、

デフォルトリスク(債務不履行の危険度)などでも変動するんやな！

そして、

国債価格の下落はそのまま金利上昇に繋がるんや！

なぜかと言えば、

国債価格が下落したらキャピタルロス(売却損)が発生するわけで、

そこを補おうと思ったらインカムゲイン(利子収益)を上げないと、

買い手側がリスクに釣り合わなくなるからのう！

国債を買ってもらうために、

利率を上げざるを得ないわけや！

はいそこで！

国債価格が暴落しない理由に、

国債の金利を見よと言っているんやけど、

なぜこんなに金利が低く抑えられるかと言えば、

国債爆買いマンの存在があるからなんやな！

この国債爆買いマンとは、

日銀(日本銀行)のことや！

どんなに日本国債に人気がなくなって、

値が下がりそうになろうが、

金利を抑え込むために日銀が国債を買う限り、

機関投資家や海外投資家は、

リスクをほとんど考えずに日本国債を買うことができる！

なんで金利を抑え込みたいかと言えば、

政府や日銀が、

金利の上昇にビビってるっていうのが、

大きな要因やな！

金利上昇によって、

国債の返済額が上乗せされるため、

さらなる財政悪化の要因になるからや！

だからこそ日銀は、

長期金利上昇を抑えたがっていたんやが、

最近ちょっと限界になってきたみたいで、

金利上昇を静観する動きも出てきた！

そして、

日本の機関投資家は、

金利が低い(一般的にはリスクが少ないと言われている)にも関わらず、

日本国債を買い控えとるようやぞ！

新規10年物国債は、

今年に入って10月22日までに8回も取引不成立になっとる！

理由はこれと断定はできないけれども、

日銀の買い支えが終わる(金融緩和政策を見直す)のではないかという予測や、

変に買い支えられていない為金利の高い米国債の方が旨味があるからとか、

そういう所かなーなんてな！

ちなみに海外投資家はけっこう日本国債を買ってるんやが、

その理由は、

ドル円ベーシススワップの拡大といわれとる！

まあ、

なんのこっちゃわからんと思うが、

超簡単に言うと、

日本国内で日本円を米ドルに変えたい需要が高まって、

多少金利を取られても米ドルを持ちたい人が多いために、

海外の、

ドルを持っていて金利で儲けたい勢が交換に応じていて、

さらに少しでも利益を増やす為に、

日本国債を買っとるわけや！

だから、

米ドル需要が落ちてドル円ベーシススワップの金利が落ちれば、

日本円を持つ魅力が減って、

すぐに海外勢は日本国債から引き上げるんやな！

つまりは海外の短期マネーが利ざやを求めて、

日本国債を買っとるだけ！

投機だから長い目でみた日本国債の信用とか、

どーでもええわっちゅうわけや！

あとは政府資産の全てが、

現金化できる金融資産ばかりではないって話もあるけれど、

そこは本質ではなくて、

一番重要なのは、

政府の「負債」って何なのっちゅう話よ！

政府そして日銀の「負債」は、

そのまま国民や企業、

海外投資家などの、

「円建ての資産」なわけやんか！

もちろん円建ての資産があるのは、

悪いことではないんやけど、

円建て資産の総額が倍になったら、

日本円の価値はどうなるやろ？

例えばビットコインの供給量が２倍になったら、

単純に価値は半分になるイメージない？

ようはそれって100%のインフレってことよな！

それが、

ビットコインが徐々に増えていくなら、

普通はそれに伴ってちょっとずつインフレするからええと思うんやけど、

(2〜3パーセントのインフレならええやんな)

日本円の供給がちょっとずつ増えているにも関わらず、

インフレせずに、

むしろデフレになったらどうなると思う？

価値の総量と現在価格が、

乖離しちゃうよな？

その結果、

インフレになった時に歯止めが効かなくなる可能性がある！

日本では20年以上もの間、

日本円や円建て資産の供給は増えているにも関わらず、

デフレになって乖離が進んでいるんや！

しかも、

銀行が貸し出しに使うお金、

いわゆるマネタリーベースまたはハイパワードマネーと言われるお金は、

銀行の信用創造機能によって、

市場に出回るマネーストックというお金になった時に、

その量は数倍に膨れ上がる！

もちろんそれだけ消費や投資でお金が循環するわけやから、

インフレによって景気が上向く効果もある！

国債も物価上昇で実質減ることになるやん！

「借金はインフレで返す」ってやつやな！

インフレは基本的にお金を使う契機になるから、

ええもんやと思うんやけど、

もしも歯止めが効かなくなると怖いよねって話！

ただ、

インフレが急激に進んでも、

それが、

生産力が少な過ぎて需要に供給が追いつかないような、

デマンドプルインフレ(戦争等でよく起こるやつ)ではない場合は、

そう悪くない結果を生むかもしれん！

インフレ傾向になった場合でも、

需要にも限界があるから、

(食料や日用品ってそんなに大量にいらんやろ？)

おっちゃんはハイパーインフレが起きるイメージはあまりなくて、

需要が投機に向いて、

金融資産バブルになる可能性の方が高いんやないかと思うわけや！

んで、

政府(主に財務省)や日銀は、

金融資産バブルになった時に、

1980年代の不動産バブルの抑え方を間違って、

不況にさせちまったトラウマから、

ぶっちゃけバブルにビビってるんかなーと！

でも、

デフレははよ終わって、

インフレ経済にならな、

どうしようもないやん！

そして、

金融緩和政策なんて、

いくらやっても、

需要喚起できなきゃデフレのままや！

そもそも今はデフレ下で金利がめちゃ低過ぎて、

流動性のわなの状態にあるから、

国家の利益を生むものに投資する(教育や研究開発費を増やす)ことや、

減税によって需要喚起を促すなどの、

財政政策によってでないとインフレにはならない！

インフレになって、

もしそれが加速してハイパーインフレや金融資産バブルになったら、

それはまたそん時考ええ！

今のままじゃあ、

緊縮財政で縮小均衡するか、

国力が落ちて国債がデフォルトするのを、

ただ待つだけや！

目先の、

起こるか起こらんかわからねえ危機にビビって、

具体的なインフレ誘導策を取らなければ、

将来の日本は、

二流国、

三流国に格落ちして、

将来に禍根を残すことになるわのう！

早めに政府による投資と減税を望んでおるわ！

あと、

これは余談やけど、

金融資産バブルになった時に、

対象が暗号資産になる可能性は、

規制さえしっかり定まれば、

個人的には高いと思うんや！

いや、

これは根拠のないテキトーな意見やけどな！

今回はここまでじゃ！

この記事をかいたおじさん

ヴォエの案内役VoeBotちゃん

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