
南コーカサス地方にございますジョージア(栃ノ心の出身地)ではハチャプリというチーズパンが愛されています。
ハチャプリには様々な種類があり、写真のものはアジャルリという舟形パンの中央にチーズ・卵・バターがのったものです。
黒海沿岸の都市バトゥミを中心とするアジャリア地方スタイルのハチャプリとして老若男女問わず愛されています。
種類や場所によって値段は異なりますが、安いものだと50円程度、比較的高いアジャルリでも200円程度から楽しむことが可能です。
気になった方は「ハチャプリ」でご検索ください。
さて、ジョージアを訪れた人のブログなどを拝見しておりますと、みんなが口をそろえてハチャプリ美味いハチャプリ美味いと言っておるようなのですが、個人的にその意見を鵜呑みにするのはオススメしません。
ここに3つの理由を挙げてみます。
ハチャプリに限らず言えることですが、ジョージアの料理は基本的に塩がきいていることが多いように思います(主観)。
汗をかいたら塩分摂取すべきですが、摂りすぎると血圧の問題云々が出てくるので注意が必要です。
食べる場所や種類にもよりますが、中に入っているチーズがしょぱいことが結構ありました。
わたしの味覚に問題があるのかもしれませんが、中に入っているチーズが吐瀉物の味であるように感じることがありました。
あくまでチーズに酸味があるのでそのように感じることができなくもないという話です。
ちなみに昨日スーパーで買ったザワークラウトからは下水道の味がしましたので、やはり個人的な味覚の問題かもしれません。
さて、これが一番の原因かと思われるのですが、事前に得た情報が「ジョージア料理美味い」「ハチャプリ最高」みたいな情報であった場合、過度な期待につながる可能性があります。
そのため、いざ現物を食べたときに大した感動を得られないかもしれません。
あくまで味覚は人それぞれであるという認識でジョージアに乗り込むことをオススメします。
以上、1か月ほどの間に25個くらいのハチャプリを食った人間が「ハチャプリ美味い」一辺倒の世の中に物申した結果です。
はい、なんだかんだ結構食べていたので、なんだかんだ好きなんだと思います。
まだまだマイナーな国ではありますが、見どころ満載なのでジョージアという国はオススメです。
なお、「あじゃるり」を変換しようとすると「安謝瑠璃」という大変ありがたそうななにかが生まれます。










