

前回、全力で褒めちぎったみにみに大戦争なんですが、本日クローズドβが開始されたので、触ってみました。すでにクリアされている方もいる様子です。
やはり、話を聞くのと実際に触れてみるのでは感想が大きく違います。
まず、最初に僕が感じた感想はひたすらに「面倒くさい」という事でした。
クローズドβで、アプリ入手の方法が特殊であることを除いたとしても、課金までの道のりが他のブロックチェーンゲームに比べて長いことがとても気になりました。
今回のルールは
「$100相当のNFTをステーブルコイン(USDT or DAI)で購入して、後でopensea手数料を差し引いた金額で買い戻してくれる」
という約束になっています。
このためにNFTを購入するための道のりを表すと以下のようになります。
NFT購入までの道のり:
①アプリをダウンロード
②既存ウォレットの秘密鍵をインポート
③ETHをステーブルコイン(USDT or DAI)に交換
④openseaの専用ページでNFTを購入
仮想通貨に慣れている人であれば、この工程を説明抜きでできるかもしれませんが、僕は③と④が未経験で、特に③が最初はすんなりいきませんでした。
(④:openseaでNFTを購入したことはあるのですが、ETH以外の通貨で買ったことが無くて若干勝手が違った)
結局全部通過して、ちゃんとNFTを購入できたのですが、ここまで達するまでに何パーセントの人が振り落とされるんだろうと思いました。
これは「ユーザーに損をさせないこと」を目指しているのに、実際にプレイする手続きを踏むと、損している、またはお金を払っていることを実感してしまうという残念さです。
要するにですね、みにみに大戦争以外の各種サービスを利用しないといけないので、そのたびに手数料が発生してしまうんですね。
なので、実際に結構な出費になっています。
出費の内容(工程別)1eth=22,747円計算:
①アプリをダウンロード
0円
②既存ウォレットの秘密鍵をインポート
0円
③ETHをステーブルコイン(USDT or DAI)に交換
・スワップレート:0.5%×0.5eth=0.0025eth≒56円
・GAS代:0.0018638eth≒42円
④openseaの専用ページでNFTを購入
・GAS代(ステーブルコイン「DAI」登録用):0.000354864eth≒8円
・GAS代(NFT転送用):0.0021657065eth≒49円
・opensea取引手数料:5%×100DAI≒534円
締めて689円の出費です。そして、何より手数料を支払うタイミングが沢山あるので、金額以上に支払った感が出てしまいます。
また、買取時にまたNFTを送信するのでまた手数料がかかるという事も頭にちらつきます。また、現在ステーブルコインで他のブロックチェーンゲームは利用できないので、またethに戻すことになります。そのためまた逆変換のためのGAS代が必要になってしまうのですね。
往復を考えると1,000円程の出費になりそうです。
買取保障があるゆえに、今はどうもこのNFTを購入することがほぼ必須になっているようです。そうすると1,000円を支払うのは義務となります。
1,000円の買い切りゲームって結構ですよね。
そして、買取保障してもらったらそれこそ何も残らないし、買い取ってもらわなかったら1万円の追加出費というわけです。
現在NFT不使用でプレイして1面をクリア、2面で断念という状態です。
そしてNFTを何とか購入してこれを書いています。
NFTを使ってプレイしたらまた何か違った感想を持つかもしれません。
おそらく買取保障のNFTの使い方と「一人用のタワーディフェンスゲーム」との相性が凄く悪いと感じました。
お金を支払って、ゲームの難易度を下げている感があるので、「負け犬」っぽく感じてしまうんですね。
ただ、あくまで今回は「実験」であり、多分、「作りたいゲーム」と「NFT買取保障のアイデア」がバラバラに存在して、とりあえずくっつけたのかなと思いました。
もっと相性のいい組み合わせ、このゲームでももっと相性の良いNFTの作り方は考えられると思います。
NFTを使ったプレイはこれからなので2nd impressionも書くんじゃないかなと思います。











