(出典)輪るピングドラム 公式HPより
初見でみても面白い劇場版「RE:cycle of the PENGUINDRUM」を見る人を一人でも増やそうという趣旨です。
*読みやすさを重視して言い切っていますがすべて私個人の考えです。画像の出典は公式HPです。
主人公たちが命を懸けて妹を救う作品
妹たちが窮地に立たされた兄を救おうとする作品
正しい家族の在り方の有無を考えさせる作品
社会の矛盾や残酷さに耐えられない人や社会に見捨てられた人々の存在を忘れさせない作品
「本当の幸いは何か?」という問いに答えを出す作品
どれも正解です。edや挿入歌に力が入っている作品でもあります。一言で済ますなら「愛の話」です。一つでも惹かれる部分があれば見て損しないどころではありません。
銀河鉄道の夜
言わずと知れた宮沢賢治の銀河鉄道の夜です。前編を見るにあたっては蠍の箇所だけでも読んでおくといいかもしれません。
95
1995年は阪神淡路大震災の年であり地下鉄サリン事件が起きた年です。特に地下鉄サリン事件とは関連性の高い作品です。
カエルさん、東京を救う
村上春樹の短編小説です。阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件に挟み込まれた1995年2月に村上春樹が考えていたことが土台になっています。
浦島太郎
作中に出てくる運命日記の表紙が竜宮城になっています。約束を破ってはいけないよ、という童話ですがラブストーリーとしても見られています。
至る・・・ある目的地・場所に行き着く。到達する。
黒い羊・・・家庭内で浮いている人のように異質な構成員。
勿論、知らなくても楽しめます。大切なのは見たいように見ることです。
純粋に好きなキャラクターを応援したり色々考察してみたり、各々が好きな見方をして誰もが楽しめる作品です。輪るピングドラムを見たことがないのにも関わらず、この記事にたどり着いた方には何かの縁だと思ってみていただきたいです。