コンニチハ。今回はオブジェクト指向まとめ 前編についてです。
学び終えればたぶん
オブジェクトの 設計・作成・操作ができるようになるはずです。
1.オブジェクト指向とは?
正直、統計処理や技術計算などのプログラミングは今まで学んできたことで十 分で、すぐにでも仕事につかえます。
現代社会で必要とされるプログラムは、どんどん複雑化して規模も大きく な っています。 こような中で反復と、条件分岐だけで論理を積み上げるやり方では開発が困難でした。
そんな中で注目を集めたのがオブジェクト指向技術です。
で、注目のキーワードが次の2つ
①プログラムの部品化、規格化ができる。
②汎用システムを作成できる
オブジェクト指向のオブジェクトとは部品として扱えるプログラムのこと。
また、オブジェクト指向の技術(ポリモーフィズム)を使うとフレームワークという、ベースになる汎用システムをあらかじめ作っておけます。詳しくは後日18章で学びますが・・・
Object という単語は 対象 を意味します。
文章ばかりでちょっとわかりにくいと思うので・・・
何ページかとばして・・・クラスの作り方に
2.クラスの作り方
では、
package exercise;
public class Sample_sample1 {
public class Dice{
int val;
public void play() {}
}
Diceクラスを模式図で表すと次のようになります
今まで使ってきたのはローカル変数でしたが、今回はフィールド変数です。
ローカル変数はメソッドが、呼び出され実行を開始したときに作成され、終了とともに消滅する変数です。
これに対し、オブジェクトが持つ変数がフィールド変数で、メソッドの外で宣言する。
これまでのようにメソッドには static をつけない点に注意!!!
static のつかないメソッドはインスタンスメソッドといいます。
クラスはオブジェクトの設計図です。
では、オブジェクトを作ってみます。
3.オブジェクトの作り方
package exercise;
public class Class_Ex1 {
public static void main(String[] args) {
Dice dice = new Dice();
}
}
プログラムはこんな感じで、4行目の
がオブジェクトの作成です。
オブジェクトは new演算子 を使って作成します。
図で示すとこんな感じになりますwww
クラス名の部分を特に コンストラクタ と呼びます。
newで作成した個々のオブジェクトにも呼び名があり、インスタンス と呼びます。
★point
新しいクラスを作ること=新しい型を作ること
ここで、変数を図で表してみます。
Dice型は、クラス型に属する型です。
Java chaputer3のときにも紹介しましたが・・・
基本データ型
基本データ型には
整数型 ---------- byte, short ,int, long
浮動小数点型 -----flote double
文字型------------char
論理型------------boolean
参照型
参照型には
配列型
クラス型-------------Stringなど
インターフェイス型
今回は参照型のクラス型ですねwww
で、次の図を見てみます。
intやdoubleは基本データ型でしたが、今回のようなDiceは( ^ω^)・・・
Diceはクラス型になります。
また、int val nの値が0になっていることに・・・
これは、オブジェクトの初期化の限定値といい、newで作成した時にフィールド変数が自動的に初期化されるからです。
今回最後にオブジェクトの初期化の既定値について・・・・
★オブジェクトの初期化の既定値
データ型/既定値
boolean/ false
char/'\u0000'
byte/0
short/0
int/0
long/0
float/0,0
double/0,0
String/null
配列型/null
ここまでご覧いただきありがとうございました。
BY マんタ
参考書は__________________________________
川場 隆 Kawaba Takashi
秀和システム