ALISISTAのみなさん、こんにちは!
先日設立したALIS labratoryの一環として、本日ALISブロックチェーン証明書サービスを開始しました。その仕様と使い方を本記事で軽く説明します。
(Labo機能なので何かあっても許してね 😉)
また、先日公開したALISのこれからの方針についてでお伝えしたように、ALISプラットフォームの開発と並行して企業向けのブロックチェーン事業・開発支援を始めました。この一環として、今日からこの機能を用いて企業・団体向けにブロックチェーン証明書発行サービスを開始していきます。
本機能では、自分の記事の内容をハッシュ化し、ハッシュ値をEthereumブロックチェーンに刻み込めます。下の画像に示される手順で記事を簡単にブロックチェーンに記録できます。
「ブロックチェーンに記録する」を押すとMetamaskでtransactionの承諾が促されます。取引が完了されたら、Metamaskを通してEtherscanでそのtransactionの内容を確認できます。EtherscanでtransactionのEvent Logsを開いてみたら、Data(Hex)の値が記録された記事のハッシュ値です。
記録されたハッシュ値を記事の内容と比べたいのであれば、記事のソース(キーボードのF12を押すと現れる)の部分を全体的にコピーして、keccak-256のハッシュ値ジェネレーターに突っ込んでください。
<div data-v-5f4066be="" class="area-content ck-content">
このDIVの中のデータを(HTMLタグなどを含めて)コピ。
</div>
ハッシュ値が一致しなければ、記録時と確認時の間、記事の内容が変わったということが分かることができます。(わかります。本当はもっと簡単に確認できた方が良いですね。もし皆様に使ってもらえるようなら、きっとそのうち実装されます!)
注意:記録してから記事の内容を一文字でも編集したら、新しい内容のハッシュ値が完全に違ってくるので、編集後は新たに記録が必要となります。また、ブラウザーによる表示最適化でハッシュ化された元のデータとブラウザのソースダータが異なる場合があります。
追記(2019/07/23):ブロックチェーンに記録をしてから、記録された元のデータのファイルをダウンロードできます。また、そのファイルのハッシュ値を簡単にDrag&Dropして、確認できるようにアプリを準備しました。よかったら使ってみてください。
「ブロックチェーンに記録できる意味は?」と思うかもしれませんが、先日開催した新カテゴリー総選挙を例に、1つの用途を説明します。
例えば、総選挙のルールを発表し、その記事の内容をブロックチェーンに記録します。Etherscanのハッシュ値の記録をコメント欄で共有することことで、我々は開催の期間中にこっそりルールを書き換えなかったか誰でも確認できます。
この機能はブロックチェーンの真髄である不変性を簡単に自分で経験できる機会の1つだと思いますので、よかったら使ってみてください。
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