コインチェックに上場が決まったEnjin Coin（エンジンコイン）コインを解説

今回はコインチェックに上場が決まっており、バイナンスなどの海外取引所ではすでに取引が可能なEnjin Coin、エンジンコインを取り上げてみようと思います。

Enjin Coinは、日本の規制団体から承認を受けた、初めてのゲーム向けトークンとなりました：

2009年にエンジンネットワークを立ち上げ、その後ゲーム産業で2000万人以上のユーザーを獲得。誰でも簡単にブロックチェーンを用いた開発・マーケティング・取引ができるゲーミングプラットフォームの開発を進めています。

現在の所在地はシンガポールになるようで、2017年にはICOを通じて1890万ドル（約20億円前後）を調達しているようです。

資金調達の概要はこちら

コイン名：Engine Coin （エンジンコイン）

ティッカー：ENJ

時価総額：35,050,007,397円（2021/1/24現在）

循環供給量： 823,130,696 ENJ

最大供給量：1,000,000,000,000 ENJ

エンジンコインを理解するうえでの主要な情報は以下の通りとなります。

💎エンジンコイン（ENJ）は、次世代ブロックチェーン資産の価値をNFTを通じてバックアップするイーサリアムベースの仮想通貨です。

💎エンジンは、オープンソースのERC-1155トークン規格を開発しました。通常イーサリアムのトークンはERC-20トークン規格となりますが、独自のトークン規格を通じてNFT、非代替資産を誰でも簡単に作ることができ、これにより、開発者は、通貨、不動産、デジタルアート、ゲームアイテムなどの様々な種類の資産を、ブロックチェーンアプリケーションで使用可能なトークンに変換することができます。

💎Enjinは、オンチェーン・アプリケーションのためのエコシステムを構築しており、オープンソースのトークン規格と統合し、独自のブロックチェーン・エクスプローラー（EnjinX）を利用しております。特に既存のブロックチェーン業界以外からの参加者の参入に注力しています。

💎非代替資産と呼ばれる、トークンの替えがない唯一の価値資産としてのNFT（ERC-1155トークン）は、エンジンコインで価値の裏付けをすることができます。使用例としてはエンジンエコシステムとの互換性、トークンを取引所で取引することで実世界での価値の提供、代替機能（資産を破棄することでENJコインを受け取れる）、所有権の証明、など多岐にわたっています。多くのNFTがENJトークン（ERC-1155トークン）を採用すればするほどENJコインが消費されることになり、その結果ENJコインの供給量が減るので価格が上がりやすくなるという仕組みを採っています。

💎バイナンスによりトークンの発行が支持されており、バイナンス関連トークンにより広くNFTの存在が知れ渡っており、最近ではミスビットコインさんによるパートナーシップの締結などのニュースが海外に知れ渡るまでになっているようです。

バイナンスのNFTトークン：

以上が大まかな特徴になりますが、特に上記で気になるのはNFTがどのように取引されるかなのではないでしょうか。

日本でのNFTのトークンによる売買の認知度が徐々に高まってきている気運もあり、今後NFTが日本の市場でどのように活用されていくのか、取引されていくのかという点がポイントになってきそうです。

例えばEnjinXというエクスプローラーではNFTの売買を行うことができ、すでに多くのNFTが海外のゲームプロジェクトやアートプロジェクトによって活用され始めています。

エンジン市場：

一例として、バンクシーと呼ばれる英国を拠点とする匿名のアーティスト（路上芸術家）による作品もいくつかすでにマーケットプレイスに出展されており、エンジンの市場のトップページでも確認できるようです（※）。

※一応Banksyによる作品としておりますが、公式による販売なのか個人による販売なのかなどの確認はとっておりません。ご自身で真偽のほどをご確認ください。

なお、こういったNFT資産はエンジンウォレットにて保管しておくことができ、無料でダウンロードができます。

ウォレットのダウンロードはこちらから：

特にゲーム開発者やこれからブロックチェーンエコシステムに参入していきたいと考えている事業者向けにはNFTトークンを簡単に発行できるプラットフォームを整えており、これが多くのゲーム会社などの参入につながっているという印象です。

ブロックチェーンプロジェクトの構築にコーディングをせずに、ブロックチェーンアセットを発行できます。またお使いのゲーム開発ツールと、簡単に連携できます。

ゲーム・・・バーチャル世界の未来を開発し、収益化できます。

アプリ・・・ブロックチェーンを活用したWeb・モバイル・デスクトップアプリを作成できます。

Webサイト・・・ノーコードやローコードのツールを使って、Webサイトにブロックチェーンを導入できます。

様々なプラットフォームでの活用事例；

以上、簡単ではありますがエンジンコインを調べてみました❣

2021年1月26日にコインチェック取引所への上場が決まっており、今後日本でも売買できるようになるので楽しみですね♬

最後までご覧いただきありがとうございました！！

ENJが買えるバイナンスの口座開設方法はこちらから👇👇

関連リンク

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