2018/12/26のAMAの議事録です。基本的には音声の書き起こしがベースとなっていますが、それだけでは理解しづらい部分には一部補足しています。事前にいただいていたご質問を中心にご紹介をしており、AMA中に投げていただいた質問については割愛させていただいている場合もございます。
また、リアルタイムに対応している都合上、拾い切れていない場面や質問と違う回答が返ってきている場合もあるかと思います。その場合はぜひ公式Discord内のプロダクトフィードバックでいつでもご質問ください。
今回も、皆さまからお寄せいただいた質問を投票獲得数の多いものに優先順位を置いて、回答させていただきます。進行の都合上、投票獲得数の多い順ではなく、議題ごとにまとめてさせていただきました。
以下、質問への回答です。(投票数:2018/12/26 8:30am時点)
安:ウォレットは実装しますが、上場については全般的に言及しないポリシーです。上場をほのめかすような発言は、皆さまの不利益につながる可能性があるという意図ですので、ご配慮いただければと思います。
安:一斉に売り込まれるかどうかも含め、トークンの売買に運営が関与すること自体が不健全な状態を生むのでは、と考えております。よって、一時的な売りに対する対策をする方針はありません。それをしてしまうと、運営有利なルールになっていってしまうと思います。
石井:少なくとも公開時点では、プライベートチェーンで作っているので、自分以外に見せる仕様は想定していない。将来的には、パブリックに乗せることを検討する場合に、合わせて検討したいと思います。
石井:プライベートでもパブリックでも等価として扱います。
安:別に扱うことはないので、両者の交換ということは起こり得ないと思います。
安:具体的な数値ではなく、作る思想が論点として大事だと思うのでお答えすると、トークン保有量が多いユーザーにメリットがあるべきだと思いつつも、偏りすぎる状態も避けたいです。例えば、2割が8割を持っている状態(パレットの法則)が起きないように、実装後もトークンの分布に応じて、上限の変更についても柔軟に対応したいと考えています。
安:今回の実装では、複雑な計算式を採用する予定はなく、ライトなものを想定しています。ALIS上でのアクション(記事投稿やいいねするなど)で獲得したトークン保有量の割合に応じて、一定量のボーナスが付与されるシンプルな形です。この実装が、インセンティブとして機能するかどうかを検証していきたいと思います。
安:その行為が複数回行われた場合は、影響しないと思いますし、影響しないようなロジックを組みたいと考えています。また、投げ銭の場合も同様に、AさんとBさんが合意のもと投げ銭し合って、ランキング上位に登れてしまう状態は避けたいと考えます。例えば、トークンの一部をバーンする、などが対処方法の一つです。
安:最初は固定で実施していく予定です。ホワイトペーパーにも記載している通り、ゆくゆくは15%ぐらいになるだろうことはお伝えしているかと思いますが、ユーザーの少ない状態で、いきなりこの割合だと、少人数に大量のトークンが付与されてしまうので、クローズドβ版の今は、小さい割合でスタートしており、しばらくは現状維持になると思います。ここについても、コミュニティの皆さまと会話をしながら、本来あるべき15%に戻すべきだと判断した場合には、変更したいと考えています。
安:現時点では、ありません。
安:いいねをどの時点でしたか、全体でどの程度のいいねが集まった記事かに影響されるので、一概に回答することが難しいが、変化すると思う。全体のトークンに占める、記事を書いたユーザーへの配布量といいねをしたユーザーへの配布量のバランスにもよるとは思いますが、オープンβ版公開後も状況を見て最適化していきたいと考えています。
1) 可能ですが、どうするかは未定。「500円相当のALIS」なのか「500ALIS」なのかは、まだ決まっていません。最低限トークンで記事が読める状態、を目指しています。
2) システム的な制約があり最小値は設定しなければならない。最大値は、リリースしてみて柔軟に対応していきたいと思います。
3) Youtubeリンクなど組み込めば、今でもできるのでは?ALISとして音楽ジャンルに特化した機能開発は直近では検討していないが、将来的には音楽に限らず、起こりえるかも。例えばサードパーティとの連携など。
4) すると思います。
5) 対象になると思います!
6) 現段階では手数料を取る予定はありません。投げ銭ランキングの不正対策としてバーンすることは検討していますが、それも手数料としてではありません。
>(追加質問)有料記事機能の実装で、無料記事が有料記事のプロモ役割になるのではないかと思っております。「知識を強要したいしお金ももらえるからやろう!」という今までの、お金が百パーの記事投稿の動機ではなかったALISが、お金稼ぎが主な記事投稿の動機になるかもしれません。
安:可能性はありますが、実装してみないとわからないですね。
水澤:もしそういったことが起きた場合は、ファクトベースで対応して行こうとは思います。これに限らず、予期しないことは起き得るので、都度検討したいです。
石井:そんな記事ばっかりのメディアはつまらないと思うので、そうならない状態を目指すことが前提ではある。
安:通報の仕組みが自浄作用として働いてくれると良いなと思います。
安:不正対策が第一目的です。運営はトークンを受け取らない予定です。
水澤:ただ、副次的効果として発生する可能性はあると思います。
安:基本的にはデジタル上で完結する表示ロジックを検討している。人気記事のトップ・トップ2を集計して表示させたいです。ただ、「これは、新規ユーザーが見たら離脱してしまうのでは?」というようなコンテンツは表示させないようにしたい。要は「新規ユーザーに違和感を持たせないためのトップ画面」の実装を目指します。
>(追加質問)運営の意図は入るのか?
安:トップ画面の表示ロジックに限って、運営の意図は入ります。(オープンβ版では新規ユーザーへの印象付けも大事なので)新規ユーザーが見たときに、画像未設定記事や釣りタイトルの記事ばかりが目立つ状態は避けたいと思っています。
水澤:ただし、将来的には、デジタル上で完結する形を目指したい。ユーザー数・記事数が増えれば自然に解消される懸念であるので、初期(クローズからオープンに移行する時期)のみの対応として考えていただければと思います。
安:一部のユーザーに肩入れするような意図は決してありません。
初期はタグではなく、カテゴリ別のオススメ記事をトップ画面に表示する形を考えています。
安:スマホのブラウザで記事作成できるイメージです。これがあれば、アプリを追加開発するベースにもなります。
1: はい。その発言から時間が経過しているので、現在は、1.5〜2年になると思います。
2: もちろんあります。
3: メディアの成長のためならなんでもやります。例えば、コンサルや受託案件など。あらゆる方法を検討して、サービス開発をする覚悟はあります。ただし、人道に反することはしません笑
石井:半年後でも激変する業界。10年後を語ると、おそらく全てが嘘になってしまいます。数年で技術やWEBの使い方も劇的に変化していくと思うが、我々も第一線で歩んでいきたい。
安:タイムスパンを設けずに、将来のビジョンを語るとするなら「人のつながりをつくるソーシャルメディア」「個人のエンパワメントの促進するサービス」というALISのビジョンは変わりません。
水:すでに米国では、一部の若者を中心にFB使わない運動が始まっていたりするので、個人に紐づいた情報は個人に帰属し、個人の意思で自由に使える状態をALISで具現化したいです。
安:将来、メディアとしてや会社としてのビジョンについては随時、ブログで公開をしていきます。
>(追加質問)今後5年でクリプトエコノミーは普及すると思う?
水澤:今よりは普及しているのでは?何かのきっかけで、一気に普及する可能性もあると思います。
安:普及している状態の定義にもよるが、正直わからない!
石井:5年後ではないと思うが、「WEBを使う=クリプトトークンに否が応でも触れている状態」になる確度は高いと思っています。
>(追加質問)5年後にどの程度の人が暗号通貨を持っていると思いますか?
安:予測できないですけど、かなりの人が持ってる社会を作りたくて、ALISプロジェクトを立ち上げました。技術的な話をすると、ブラウザやスマホにネイティブサポートがあって、ユーザーが意識せずとも、ユーザーが秘密鍵を管理して、暗号通貨の受け渡しをしている状態になると思う。
水澤:「ALISを使っていたら、知らないうちに暗号資産を受け取っていた」というよう流れにしたい。
安:それがまさにALISの目指すところ。記事をみて、いいねするだけで、気軽に暗号通貨の受け渡しができます。
以下、時間の許す限り回答します。
安:基本的に、運営が税金について言及することはありません。個人によって状況が違うと思いますので、必要に応じて専門家に相談していただくことが一番だと思います。
安:しばらくはやめません。辞める時期が見えたら理由とともに情報公開させていただきます。
安:このご質問よくいただきます。ご要望は認識しているのですが、他の機能開発と優先度決めの問題で、検討段階です。
安:フィードバックが早い方がトークンをたくさんもらえるロジックが実装されていて、結果としてそうなっている状態です。望ましい配布アルゴリズムとは、記事を書く人・読む側両者がモチベーション維持できるアルゴリズムです。現在クローズドのユーザー数で配分を決めるのが難しい。ユーザー数が増えれば、デジタル上で(完結できる手段で)やっていきたいと思っています。
安:20−30代をメインで考えています。
安:この観点は、確かになと思いましたし、変えないといけないと思いました。そのためにALIS内でのソーシャル機能を強めていく必要性を感じます。例えば、フォロー機能や記事レコメンド機能など。もしくは、Twitterなど外部サービスとの連携も方向性として考えられると思います。
水澤:いいえ、今後も毎月のAMAは継続予定です。
水澤:単純なインセンティブではないが、初期に盛り上げてくれたユーザーの方がプラットフォームから価値を得られる仕組みを設けたいと思います。例えばリファラル制度などで招待できる権限がある、など。
安:まだ検討中。すぐにでもOKにしたいが、トークンが絡んでいるサービスである以上、慎重に検討したいと思います。
以上です。
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