僕はもともとはてなダイアリの頃からはてな長く使っているんだけれども、初期のはてなとかはてなの実験的なサービス(たとえば滅亡したはてなハイクとか)を体感している空気を、ALiSの今に感じたりしている。個人的感覚にすぎないのだけれども、すごく似ている。
ユーザーが少ない、というのも大きいのだろうけれども、なんともまったりとしていて、いろいろ日々作られていく感覚が凄くそう感じさせるのだ。
このワクワク感って、初期のITサービスを触ったような、インターネットに初めて触れた時のような、マイコンを初めて触ったときのような、あれだなぁと。
あるいみ、経営方針や経済的な面は参考にできないだろうけれども、はてなのやった失敗は学べるのかもしれないなとも感じた。たとえば無理にサービス内容を手広く拡大しないとか(前出のはてなハイクやうごメモ、他にもたくさんあったけどもう忘れた)、炎上するようなブクマのようなシステムを作らないとか。
逆にFacebookのように何が売りなのか?を真摯に追求して、それを一点集中的に組み上げていければ強くなるのかなぁとか、まぁ僕は経営者でもないし、経営したこともないから、いい加減な事しかいえないんだけれども。
ところが米国のIT系IPOが最近上場してもイマイチ。投資家はFacebookの夢をみるけれど、株価は上場とともに上がってすぐ急落という塩梅。spotify(SPOT)もpinterest(PINS)も今日上場したslack(WORK)も。
実のところPINSは保有株なんだけれど、経営姿勢と業績については良いが広告収入にもっと繋がるように、なんて指摘もあるとか。デザインはクールで凄く格好いいのだけれど、確かに言われると広告収入にはつながりにくいなと、すごくクールなんだけどね。
そうなると多分賛否両論はあろうとは思うけれども、広告収入とかないとやっていけないのかな?広告収入があれば安定したりするのかな?余裕をもって開発もしてもらえるのかなと。どうにも株式についてはともかく、ITについてはからっきしなので、よくわからない。そもそもALiS自体はじめたばかりで「実は広告収入凄くあるぞ」てな事もあるかもしれない。だったらごめんなさい。
要は何が言いたいかというと、末永くこのまったりとしていて、それでいてワクワクさせる野心的な空間を続けてほしいし、ITサービス初期のような懐かしさも感じたりするから心地いい。
そしていいねを貰って幾許かは稼がせていただきたい(笑)
これは僕のホンのちょっとの野心(笑)
そのためにはもう少しだけ流行ってほしいとは思うけども、流行りすぎて罵倒し合うようなみたいなギスギスした空間にはなってほしくない。このまったりとしたやさしい空間でワクワクしていたい。そんなすごく自分勝手な感想。