「Dailyレポート」11月8日（木）マーケット情報

スペイン大手銀行(BBVA) イーサリアムブロックチェーン1億5000万ドルシンジケート・ローン

スペインの大手銀行BBVAがBC（ブロックチェーン）上で１億５０００万ドルのシンジケート・ローンを実施する試験を終えた。フィナンシャル・タイムズの７日の報道によるとBBVAは今回、スペインの電力事業者レッド・エレクトリカへの融資を行ったという。この融資のデータには各段階でタイムスタンプが付けられた。フィナンシャル・タイムズによると、最終的に３行間で締結された融資契約はイーサリアムＢＣに記録され、その「真正性」が確保されたという。BBVAは今後もシンジケート・ローンに関するＢＣ試験を実施する計画だと報じられている。実のところ、同行は過去にもＢＣ技術を調査している。

フランスの税制 仮想通貨に対する税金の軽減

フランスの下院の財務委員会は、仮想通貨の利益に対する税金を減らす税法改正案を採用すると11月7日、フランスの日刊紙Le Figaroが報じた。財務委員会が採択した改正案は、2019年に政府の財政法案の草案に該当する。最終案は、次の国会で通過されると、税金は所得税と同様に適用される予定であり、現在では36.2％の税率が適用されている。改正案通過すれば、2019年1月1日から30％に税率が減る。

投資家シュレム氏 ウィンクルボス兄弟が主張する横領を否定

ビットコイン・ファンデーション創設者チャーリー・シュレム氏は1日、2012年に仮想通貨ビットコイン5000BTC（今の価値で約36億円）をウィンクルボス兄弟（タイラー氏とキャメロン氏）から盗んだという同兄弟の主張を否定した。 この購入資金がシュレム氏が2012年から保有していたビットコインであると考えているようだ。 ウィンクルボス兄弟は、シュレム氏は刑務所を出てから、信じられないほど幸運で成功しているか、あるいは、彼が盗んだ5000BTCの価値がある彼の6つの資産、（高級車）マセラティ2台、パワーボート2台やその他の所有物を”入手”したと主張。これに対し、シュレム氏の弁護士、ブライアン・クライン氏は声明で、ウィンクルボス兄弟による主張は根拠がないと述べ、この訴訟では、約6年前にチャーリーが本質的に何千ものビットコインを横領したと誤って主張していると述べた。

モーリシャス金融サービス委員会, 法定通貨の架け橋に

11月5日に発表された公式文書によると、モーリシャス金融サービス委員会は、投資銀行ライセンスの原則的認可を取得したことを発表した。この発表によると、ユーザーのための仮想通貨受託サービスの適切なレベルの安全性を持つことができるように、デジタル資産の大きくスタディサービス規定を制定することを目的としている。金融委はこの規定に基づき企業がデジタル資産保有者として活動することができ、資産の安全管理者の役割をすることができるようにする管理人免許証を発行する予定である。免許を取得するためには、2002年に発効された金融情報保護法（anti-money-laundering）と対テロ金融法（counter-terrorism-financing）と金融情報保護法（Anti-Money Laundering）を遵守しなければならない。

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