「Dailyレポート」1月15日（火）マーケット情報

イーサリアム, 大型アップデート コンスタンティノープルが延期

イーサリアム財団が今週17日に予定されていた大型アップデート、コンスタンティノープルにおける脆弱性が発覚したため、延期を発表した。具体的な脆弱性として挙げられたリエントリー攻撃が、今週17日に予定されていたアップデート項目の一つ「EIP1283」で、以前のイーサリアムより低いガス（取引手数料）が実現した事や追加される新たなスマートコントラクトのコードが今回の脆弱性の主な理由として挙げられている。

ベラルーシ,ブロックチェーンスタートアップ, トークン化証券取引プラットフォームを発表

ベラルーシブロックチェーンスタートアップであるカレンシードットコムがトークン化証券（tokenized securities）の取引プラットフォームを発売すると発表した。ユーザーがこれを利用し仮想通貨を法定通貨に変換する必要がなければ、株式や指数などの既存の金融商品に直接投資することができるという説明だ。このプラットフォームは、1万以上のトークン化証券を上場する予定だが、まずは株式、銀、石油、天然ガスなどの150以上の投資銘柄を扱う計画だ。

EOS ’FarmEoS’ DDoS攻撃

FarmEoSに連続ハッキング攻撃が発生した。15日FarmEOSハッキング事件は、13日未明に発生したハッキングと同じ手法が使用され、同一人物の仕業であると見られると述べた。イオス（EOS）開発会社員とシステムのアップグレードを実施し、復旧作業を進めていることが分かった。最近発生したEOSギャンブルハッキング攻撃で、開発者の被害額は8,000EOSに防止策作りが急がれると強調した。一方、先に11日にもOSのメインネットに存在するサービス拒否攻撃（DoS）のリスク（CVE-2019-6199）を検出し、現在システムは回復している。

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