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<前置き>
当営業日記の写真は掲載OKのものだけです。
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今日は三日目。
先日、ガバメントコンプレックスに招聘されカンボジア政府のスポークスマンをやっている方に会いました。
最初は副首相に会う予定だったのですがどこかの国の来賓に勲章を授ける授与式があるとかで不在。
「いつでも会えるからまた今度な!」と、
今回は名義の前に His Excellency (H.E.) が付いて役職はSecretary of State。その方のお部屋で体験したお話です。
ビジネスパートナーの英国人に連れられて警備班をサクッと抜けて入場。
サラサラっと、、、入館してベーターでとある階へ。
そしてドアをノックして部屋に入るも不在。
なので一度トイレに入る。
トイレは汚い。
小便器2つのうち1つはアウトオブオーダー。
諸々と考えさせられました。
タイのチェンワタナでさえもうちょっと綺麗だったかな、と、、、。
オフィスに戻り、さて、座る事15分。
スポークスマンとは記者会見とかで首相の意向、政府の意向を伝える方。
日本で言うと菅官房長官がやっていらっしゃるような事を予備知識で英国人パートナーに聞いたので、タイの政府関係者の「性格」と似ていて横柄な態度でも変な顔をせずに、また失礼の無いように言動に注意しようとか、握手かワイがいいのか、と色々とシミュレーションしていたわけですが、
さらっとカジュアルな登場だった。
急ぎ同伴の方と2名で起立礼。
「テイクアシート」とお言葉を賜り、我々はソファに座り、当人はその辺の椅子を自分で持ってきて、腰掛けました。
「Welcome to my office」と一言。
あ、、、。これはいけるわ😏
(じゃなくて)
普通でいいのだと、感じました。
会話した内容は主に3つ
① 自己紹介と事業内容説明
②カンボジアとタイの歴史/地政
③ H.E. Siphan の生い立ち
特に②については熱く語ってくれました。
なぜならワタクシが日本(友好国) とタイ(世界遺産をめぐって最近まで小競り合いしていた国)のハーフなので色々と思いがあるようです。
どの国がいいとか悪いとか決して言いません。他国の良さをカンボジア王国に持ってきて民を豊かにしたい、と熱弁。
ワタクシのような平民に本音で語る様子に感銘を受けました。
そして聞くところによるとFBページを秘書に任せていたところ今ではコメ欄の質問を自分で一つ一つ返答しているとか。
首相とはテレグラムで「今日のメシ、どうする?」「あの発言、まずかった?w」とか会話したり、タイプするのが面倒な場合はWeChatで音声を送信する会話。(後者は実際に目の前でしてました)
よくTwitterのTLでカンボジア政府について汚職風なニュースを見ますが、イメージがガラリと変わりました。
カンボジアはどこ寄りの国ではなく、あくまで国民にとって良い選択していった結果、世界中で最も勢いがある中国からの投資、そして韓国や日本からも継続して取り入れているようです。
メディアのみを信じると中国ばかりですが、日本も最近10億円ほど資金援助を表明しています。
閣下が褒めていたのは日本人の威張らない姿勢が素晴らしい、と。
大陸からきた方々は「自分が自分が!」と大声で威張るそうですが「日本人からは紳士的に心からの支援である事を感じ、見返りを求めない様は長いヒストリーが育て上げた形ではないのか」と。
(雑談すること1時間経過)
あれよあれよと言う間に時間が過ぎ去り最後に記念撮影。
これで終わり、と思ったので去り際に「先日は日本人がタクシー強盗を、、、」
閣下「あれは驚いたね!マジで日本人って言ったらユーみたいな夏でもスーツ着る日本人が国内でうろうろしてるか、観光客なのに。まー、それでワイの思考は変わらん。その件で今まで民が何十年間と日本から多大な恩恵を受けた事は消えない。お互い前を向こう(握手)」
これからもカンボジア王国で世話になる身。
些細な事で感情優先の民がいつ反日になってもおかしくありません。(タイと世界遺産で小競り合いしてた時のように)
ゴ「それでは閣下、また会いましょう。次は美味いお酒を持ってき、、、」
閣下「オーケー!じゃ、メシ行こう!」
英国人「すでに抑えてあります」
閣下「じゃ、ワイの車に乗ろうか。その方がはえー」
ゴ「」
(移動すること10分)
第2ラウンド、開始🔥🔥🔥🔥🔥
シャーっはっはっはっはっは!
奢りだろ!これはよおおお!って思ったので
一番高そうなオージー牛セット $17 をオーダー
(前菜、刺身、海苔巻き、味噌汁など込み)🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥
完食後にメインが来る。
ホットストーンプレートで自分で焼くスタイルでした。
ランチ中ずっと国に対する熱い思いをお話していただきました。御返しに、ワタクシからはロイヤルコイン(LYL)の事を熱弁しました。
(約2時間後)
領収書は我輩が切ることに。
ん?🤔
んん⁉️
、、、、。
とまぁ、
熱い握手を3回ほどして別れを惜しむまでの仲に。。。
3回目の握手をしたのは駐車場にて。
ナンバー3なのにSPを付けずに少し心配しましたね、、、。
とても謙虚で、気さくで、真面目な方でした。
大変、貴重な経験させて貰い感謝。
良い思い出を胸に。
余韻に浸りながら帰路、クルマの中で閣下の名刺を見たらメアドが「gmail.com」
そうだね。
ん?ってなりましたよ。それは。
でも、
これでいい。そう、これだけでいいんだよ。