2021.10.7、大山阿夫利神社へ詣でました。つづきです。山頂本社を参拝して、昼食にしようと思ったのですが、少し雨足も速まってきて休んでいたら身体がかなり冷えてきたので、おにぎり一個だけ食べて直ぐに下山。
登ってきた道とは違い見晴台経由で下社へ戻ります。最初のうちは階段で、よく整備されていました。が、途中からやっぱり結構な下り。下りで膝裏が痛くなることが多いのでストック使用。
マルバダケブキ
咲き残りですね。シカが食べない植物として知られてます。レンゲツツジなどのツツジ類、フタリシズカ、バイケイソウなども食べません。猛毒のトリカブトも食べちゃうのに、なぜかこれらの植物は食べません。なので、シカの増えすぎた場所には、これらの植物ばかりになるんですね。
印象的な立枯れ木
くだりも幽玄な森が広がっていますね~
なにか、ガサガサと音が・・・・
シカさんでしたよ。2匹居ました。かなり近くまで来てましたが、ぜんぜん逃げません。これだけ人馴れしてるとなると食害も多いでしょうねえ。。。。
保護樹林は鹿柵で守られています。
見晴台 な~んも見えません(笑)
尾根から離れ、下社方向へ降りていきます。社殿が見えてきました。
二重社について
二重社は大山阿夫利神社の摂社で、高龗神(たかおかのかみ)が奉祀されております。
御祭神は殖産、潅漑、雨乞いの守護神で、霊験のあらたかさは良く知られているところであります。特に、萬物の生命の根元である「水」をつかさどり、俗に龍神にもたとえられて、廣く根強い信仰と崇敬が集められています。
真摯なる祈りを捧ぐとき神威炳乎(しんいへいこ)(輝やくの意)詰願は成就すと言われております。
二重の瀧について
大山川の源流をなし、大自然の巨岩が二段にわかれ、上段の断崖(八ケ)より突如として湧水し水場(ヤツホ)を形成し、二段の岩壁に流れ出ずる所より二重の瀧と言われております。神聖にして清浄なる所から浄めの瀧とも呼ばれ、修験者の禊の行場でありました。
又、江戸時代には、新年早々大工、鳶、左官職等の代表者が数日間下社に篭り二重の瀧に打たれ、心身を浄めてその年の賃金を決議したといわれています。
呪いの杉について
震災前までは、二重の瀧つぼのほとりに、樹齢千年をこす老杉がありました。
この杉は呪いの杉とよばれ、神秘的楼獪な伝説が伝えられております。
毎夜「丑の刻」に参り呪いの相手を形どった人形を杉の木にうちつけて呪いをはらしたといわれておりますが、現在は参道、道下の二本の杉がその面影を伝えております。
大山阿夫利神社
う~む・・・呪いの杉ですか・・・・^^;
滝の入り口には龍が睨みを利かせています。
二重の瀧
天から繋がっているような・・・・
立派な杉ですね~。呪いのはらす杉が滝ツボの近くにあったようですが、ここの空気・空間はとても良かったです。私が鈍感だっただけかもしれませんが、そんなに悪い念は残っていないような・・・・。恨み辛みの念は磁場に吸収されたか滝に流されたんじゃないかなあ。私的には、大山の山中でもっとも気がもらえた場所でした。
下り途中の名もない神社 お参りしてきました。
マルバフジバカマの群生
マルバフジバカマ(以前はヒヨドリバナの仲間に分類)
北アメリカ原産のキク科アゲラティナ属の多年生植物。日本には1896年に渡来。1915年頃から神奈川県箱根町の強羅周辺に逸出品が見出されているそうです。
つづく~
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