ALISISTAの皆さんはじめまして.
皆さんは,「格安航空会社」とか「LCC」と聞くと何を連想しますか?
・とりあえず安い
・座席が狭い
・足が疲れる
などなどといった感じでしょうか.
安いのはいいことですが,足元が窮屈で疲れてしまうのが難点ですよね.
そこで私がお勧めしたいのは,「非常口座席」です.
今回初めてLCCに乗り,非常口座席なるものの存在とその素晴らしさを知ったので紹介します.
非常口席とは,格安飛行機の非常口に隣接した座席のことです.
この座席に座る人は,緊急時には非常口の開放など,CAさんと共に避難を手助けすることが義務付けられます.
空港でチェックインをする時に,非常口座席を提案され,追加料金はかかりません.
詳細は各航空会社のHPをご覧ください.
例としてジェットスターのURLを貼っておきます.
それではいよいよ,非常口席のメリットをご紹介します.
1. 足元が広い
2. トイレに行きやすい
3. 搭乗時に優先してもらえる
まずは1つ目,足元の広さです.最強のメリットといっても過言ではないでしょう.
LCCの一番の弱点である窮屈さを解消してくれるのです.
足を伸ばしても余りあるほどの空間に軽く感動してしまいました.
また足元が広いがゆえに,2つ目,トイレにも行きやすいです.
LCCに長時間乗る場合は,当然のことながらお花を摘みに行くこともあるでしょう.
エコノミー症候群を予防する意味でも,定期的に立ち上がって歩くことは必要ですからね.
そして最後に3つ目,非常口席の乗客は優先的に搭乗することができます.
他の乗客を差し置いて,我先にと座席に向かうことができるのです.
狭い機内の通路で順番待ち,座席を見つけても後ろから迫り来る赤の他人のプレッシャー,そういった搭乗時のストレスからも解放されます.
それどころか,人数の少ない機内では美人CAさんに話しかけやすいので,丁寧な受け答えと素敵な営業スマイルで癒されることもできます.
世の中いい話ばかりではありません.
ここでは私が感じた3つのデメリットを挙げておきます.
1. 離着陸時には荷物をすべて上の棚に入れなければならない
2. 上着をひざ掛けにすることができない
3. リクライニングが無い(航空機の型による)
非常口を確保する義務があるので,離着陸時にはカバンやコートなどを上の棚に収納しなければなりません.
コートは着ておく分には構いませんが,脱いでひざ掛けとして使用することはできません.
私はスマホ3台・本・充電器・ティッシュ・イヤフォンなどをポケットに入れ,上着は着たままにしました.
リクライニングについては,小型機かどうかによって変わります.
私の場合はジェットスターのA320という小型機でしたので,リクライニングはありませんでしたが,同じジェットスターでもより大きい型ではリクライニングがあるようです.
しかし今回は2時間だけのフライトだったので,リクライニングが無くても特に問題はありませんでした.
もう一つ追加するとすれば,搭乗後にCAさんから緊急時の対応について説明を受けること,でしょうか.
ほんの数分で終わるのですが,「席に着いたらすぐ寝たい」という方には不向きだと思います.
私の隣の席の方は説明を聞かずに眠りの世界へ飛び立たれていましたが,説明を受けることは義務です.
LCCに乗るなら非常口座席がお勧めです.
何といっても足元の広さは最強のメリットです.
そんな座席が追加料金なしで利用できるなんて素晴らしいとは思いませんか.
いくつかある義務が面倒くさいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが,私としては万が一の時には自分で自分の命を守るためにも,非常口を開ける要員として認めてもらえるのは悪くないことだと感じています.
詳細については,各航空会社によって異なるはずですので,ぜひご自分で調べてみてください.
それでは皆さん,良い空の旅を.
p.s. ここまで読んでくださってありがとうございます.
実は今回初めてブログを書きました.
読みやすい文章を心がけたつもりですが,何か気になる点などがあれば教えていただけると大変励みになります.
コメントお待ちしております.