ITバブルの頃
注目を集めたWEBサービスの会社。
前向きで、人柄のよい社長のもと
着実に前進して、業績を伸ばしていました。
ところが、注目されることで変化が。
経営管理が重要だというような助言を受けたのでしょう
その時点では、必要のない管理部長を採用。
大企業の出身者で、
社長よりも高給取りに。
で、どんな仕事をしていたのかというと
日々、会計ソフトに仕訳を入力して
毎月、給与計算を。
これは
社長よりも給料の高い
管理部長の仕事ではないですね。
数ヶ月で、管理部長は退職。
急激な成長戦略も見直し、
再出発することになりました。
ITの世界は、
その時々、様々な技術やサービスが注目を集めます。
しかし、注目されたとしても、
その技術やサービスが、
大きく成長できるとは限りません。
後続の技術やサービスに、
あっさりと抜き去られる場合も多々あります。
だからこそ、経営企画、経営管理は重要なのですが
コストセンターにしかならない管理部長は
ベンチャー企業には、必要ありません。