はい、今回は何事もなさそうな報告、会社分割の法定事後開示書類と分割による組織再編、体制についてのおしらせ。
もうずっと会社分割しているみたいに見えますが報告してるだけです。
まぁこういうお定まりの報告の時に結構大事な事さらっと言い流す場合があるのでよく見ていきます。
◆ 法定事後開示書類(会社分割)(株式会社ミンカブソリューションサービシーズ)
う~ん、しかし上場企業が事業分割とかMAするとこんな大変なんですね、結構大きめの中小のMAに関わった事があるのですが、その時も確かに資料は凄かった。
でもここまでねちっこしつこくあったんですね、まぁ大手の場合は節税やら社会的な影響やらお金の流れやら色々ありますもんね、しょうがないことなのかな。
内容は主に株主に向けて。
差し止め請求したやつはいないし、株式予約権…は、ワラントとは違うのかな、も、特に買取りを請求してくるのもいないよ…と。
ミンカブからサービシーズは26億の資産を承継して、1000万の負債を受け取った。
承継した26億は「ソリューション事業」
ALISはメディア事業なのでこの話には関わっていませんね。
会社は無いって言ってもせめてのロゴぐらいは入れても良いと思うんだけどねぇ、ホントどういう扱いなんだろうALISは。
MW3Wは資産の差し引きのゴタゴタがまたどこかであるでしょうから、そこでライブドアウォレットに名前を変えるか負債を抱えさせて沈ませるか何かアクションはかけるでしょうから、そこも勝負所な気がします。
えーっと、金融業界も広告もアレだし既存の収益源に依存しない柱を立てる為に今年の2月に話した通りグループ再編したと、躍進する為だと、
で、メディアをライブドアに、ソリューションをサービシーズにすると。
ほぉら株主さん、公約の100億は目前だぜ!いやもっといくぜ!
なんか真面目な顔して感情逆撫でしてるみたいな気がしますが、気のせいでしょう。
利益のある事業と将来的に利益を見込めるが今は負債である事業をくっつけ、利益を生む子会社を全てサービシーズに統合し、将来的な法人税の控除見込みである損失を出せる会社を残している…気がします。
流石にここまでの流れの益や損は調整するべきですからね、
どれかは対処用に取っておくべきでしょう。
サービシーズでライブドアウォレットを事業で興して、MW3Wに沈んでもらうのが一番良さそうですが、それでは分かり易すぎますね…最大の収益源であるロボット投信は近い内に統合するようですから来期に向けての準備という色が濃そうです。
急にシンプル、主軸ライブドアと補助ミンカブって印象。
ネームバリュー的にも表に出るのはライブドアの方が…良いか…?まぁ良いか。
国内最大級のブログサービス「ライブドアブログ」
幅広い情報をお伝えする「ライブドアニュース」
を軸に、メディア事業はWeb3時代の新しいメディア経済圏を構築する。
ソリューション事業は、ミンカブらしい道を進みつつNFTを始めとするWeb3テクノロジーを利用した次世代のソリューションサービスを展開。
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と~っても個人的なアレですが、次世代Webは3.0なんだろうか?
まずWeb2は誰もがWebを通じて情報を発信できる状態ですよね。
で、Web1はメールのように相互やり取りのみだったそれ以前の事です。
Web3はブロックチェーン技術によりセキュリティという名のWeb2の覇者ビッグテックへの集中や政府の監視をブロック出来るというやや不自然な立ち位置な気がします、分散型WEBはその特性上監視者がいない(体裁上)、つまり「歯止め」が無いので児童ポルノや犯罪の温床となりうる拡散を防ぐことは出来ません。
詐欺や騙す手段を確保してしまえば止める人は居ません。
Web2は覇者達が伝えたい内容であり、その情報にはある種の「ウソや歪曲」が巧みに埋め込まれています、AI…まぁチャットGPTもそうですがそれらの情報に依存した機能である為、便利ではありますがちょっとノイズが多い気がします。
ではWeb3はそれらを解消したのかと言うと、そもそもWeb3にはWebをWebたらしめる対コンピューター、相互間通信を行う構造がありません。
仕様上当然と言えば当然なのですがブログサービスやキュレーションも無い…のはまぁ管理者がいないので大きな仕組みを作るには、色々足りなすぎるんです。
店は個人商店かつ専門店ばかり、客は素人ばかり、さらに人はまばら、専門知識を持ち寄り小さな集落を作り、皆専門用語で喋り、よそ者はより入りづらくなる。
これがWeb2の進化した姿…?
私に「セキュリティ」を教えてくれたある人は
「Web3?あれは流行した言葉でしかない」と言っていた。
ウェブスリーという言葉を見た後に考える私の思う「Web」は
Web1が相互通信、Web2が周知共有、ならばWeb4には量子力学の活用による情報活用をしてもらいたい。
そもそも「量子コンピューターでも完成しなければ破られませんよ」ならば、出来たら破られてしまうセキュリティに力入れてどうするんですか。
恐ろしい速度でテクノロジーが育っていく中、ビッグテック達は中央集権化で無くなってしまったなんて少しも考えていないと思うし、真の情報統制の為日夜練っていると思います、多分Web〇〇とか興味無いんじゃなかろうか。
ALISは自分の事を分散型ソーシャルメディアプラットフォームと呼んでいるのでWeb3には見当たらないとされているブログサービスではありません。
でもめっちゃブログサービスです。
MetaMaskをウォレットにしてNFTも接続しているように見えますがWeb2に表示しているだけで、Web2のスペースで、Web2のアカウントでログイン、管理者が普通に要る仕組みでWeb2の技術で作り込まれたWebにLogする場所を提供しているブログメディアです。
強いて言うならば「Web3を活用したブログメディア」か。
なので国内最大級のブログサービス「ライブドアブログ」でWeb3時代の新しいメディア経済圏を構築するってのは恐らく実現するでしょう、ミンカブらしい道を進みつつNFTを始めとするWeb3テクノロジーを利用した次世代のソリューションサービスを展開っても問題無く進んでいく事でしょう。
しかし並走までいかなくとも追いかけてくる企業がなければ横展開をするほどミンカブとライブドアが最初期にやっていた共食いになります。
だからビッグネームに声をかけたのでしょう、成功してないけども。
Web4.0までの繋ぎみたいな印象のWeb3.0にここまで事業として乗り込むミンカブ…いやさライブドア、以前のIR発表日の嘘で全く信用はしていませんがALISの行く末だけは見守らなくては。
ではでは。