
ちょっとしたイベントがあり、子供達とおじいちゃん家に遊びに行きました。
じいじ「今日は栗落とすから持っていくかい」
とおもむろに近くの竹を持って5~6mはある栗の木をガサり始める祖父。

ガサッ!バササッ!

瞬く間に一面栗だらけに。

あとはひたすらに栗を割り、中身を取り出します。
本来は割れて中身が見える大きいのだけはたけば良いという事ですが、毎日居るワケじゃないし自分達が出来るワケじゃないので面倒だから落とせるのは全部落としちゃおう…との事。

半袖ではあるけど少し肌寒いような風、服も少しずつ厚くなっていく中で栗を拾っている娘を見ると、秋の気配を感じますね。

どれが一番大きいか競争中。
ちなみに帰りに「棒ではたく前から落ちている栗」を持ち帰り剥いてみたところ…

足でも剥きやすいけど、穴が開いていたり色味が悪かったりヌルっとしてるものもあったり。
やはり落とし立ての方が良いですね。
まずは虫が入っているかもしれないので、よく洗ったら水に漬けます。
虫食いしたり中に隙間があって乾いてしまった栗はここで浮いてきます。
沈んだ栗も完璧ではありませんが、1時間ほどでだいたい分かると思います。
次。
鍋に栗を入れ、漬かる程度の水を入れ、塩を1Lに対して大さじ1程度入れます。
沸騰させたら弱火で30分ほど茹で、火を止めてそのまま1時間放置。

市販の栗ではないので少し長く茹でましたがやりすぎました🤣
このまま食べても美味しかったのですが、流石にボロボロすぎるのでマロンバターに変更。
栗を粉々にしたら電子レンジで溶かした無塩バターに砂糖を少量溶かしたものを少しずつ加え練り、ブロック状になったら牛乳を加えて好みの硬さに伸ばします。
パンに塗っても、クラッカーに乗せても最強の秋の味覚に大変身。
・
・・
・・・
栗を落として拾い、足で剥いて洗う、下処理の後茹で…そして味わう。
都会ではなかなか味わえない秋の庭で過ごす良質な時間は何よりの贅沢でした。
季節の恵みに感謝、いつも庭を管理し誘ってくれた祖父に感謝。
ではでは。











