さて、FFT②です。
リアルタイムだと1997年、PSPなら2007年。
10代にプレイしていたなら25~35歳、高校生ぐらいでプレイしていれば40代もいるかな、是非懐かしみながらご覧ください。
ウィーグラフの妹ミルウーダ登場、ここでディリータの妹ティータは主人公の妹と間違われ、攫われてしまいます。
主人公の家のおかげで良い暮らしの出来ている自分、
主人公のせいで連れ去られてしまった妹、
妹は自分が助けなければ助からないと知っている、
急がなければ妹は助からない、しかし自分には何も出来ない。
でも…しかし…だからと言って…悲しい葛藤が続きます。
ダメージは必中、追加効果でデスやらストップの可能性もある技をノーチャージでポンポン発動してくる鬼、ウィーグラフと対決。
ここではまだ装備が脆弱なので弱いのでフルボッコします。
プレイした当時はアルガスに殺意が湧いたのを鮮明に覚えております。
短い期間ですがヘイトを上げ続けてくれた事と、1戦1戦濃厚なFFTでは数戦目でもかなり濃密な時間を過ごしておりますので、ティータが陰で頑張っている姿は客観的に知っているので、なんともやりきれない気持ちに。
しかしここでいきなり倒せてしまうので溜飲も下がらず…やり場のないもやもや。
ここでようやくプロローグに追いつきます。
そして最強の一角アグリアスさんともう一人の必中持ちガフガリオンがいるので苦も無くステージを進められます。
街に普通に暗殺者がいる時代、怖すぎる。
FFシリーズの騎乗出来る巨大な鳥、チョコボ。
その中でも個体として扱われる場合に出てくる「ボコ」、FFVではバッツのお友達でしたね。
ここで出てくるボコは特殊な個体で、説明文が彼だけ違います。
赤チョコボが発生した時点で除名されてしまう事が多いと思います、部隊がチョコボだらけになって埋まるし…。
最初は私もそうでした、知ってしまって除名し辛くなったわたくし。
ガフガリオンはここで抜けるので直前に装備を剥いでおきます、結構強い装備を持っているので素敵。
ちなみにここでガフガリオンを忍者まで鍛えて「投げる」をさせれば強ジャベリンもラグナロクも取り放題。カエルにして叩かせ続けるのはとっても面倒だけども。
利用されるというのも考えようによっては楽なもの、不都合や不遇にあっている人が自分のせいかなんて知らない!と目をつぶれば…。
強制的にヤムチャしやがって状態にさせられる愛すべきネタ要員(機工士)。
ああ、いや足を狙うや腕を狙うという特殊アビリティはカンペキな行動阻害として強いのだが、完全上位互換であるバルフレアのせいで影が薄い印象。
ガフガリオンは悪者っぽいが、強さにより生きてきた事からか自分に正直に生きているだけで実は良い方向の未来もあったのかもしれない。
「おとなしく従えばよし、
抵抗するなら、そのときは仕方ない…。」
しかし本当に実の兄とは思えないセリフ。
時代や環境による慣れって怖い。
と、お姫様の真実イベント。
この辺が「情報力」の薄い時代の怖さ、今なら誰でもある程度までの知りたい情報に辿りつく事が出来ますがこの時代は見たモノまでが事実。
狂気も知らなければ通常通り。
しかしアグリアスというキャラクターは本当に素晴らしい。
この状況で裏切らない…というか逃げ出さない、放り出さないとか立派です、信用出来る人というのは表面的には絶対に分かりません、イザという時にどのような行動を取るかイザとなってみなければ分かりません。
なので、信用する人が居るならば後悔しないよう腹を決めておきたいものです。
ゲームだから現実じゃない?そんなやつはいない?考えるのなんて無駄?
さて、そうでしょうか。
もう決まっている筋書きを見る事に意味は無いのだろうか?
現実で同じような事が起きる可能性は全くのゼロなのだろうですか?
対応は出来ずとも覚悟は決めなければならない、どんな事かは人それぞれですが、
選ばなければならない時が必ず来ます。
遺産相続とかどんなに仲の良い兄弟姉妹でも肉親だろうが容赦なくツブしにかかる人はいるでしょう、血の繋がりも信用出来ないならば、最後は自分しか居ません。
一人で生きてはいけませんから、今居る人の中から選ぶ必要はありません。
しかし、
「死の手前意識薄れるその時に誰も思い浮かばない、誰もいない」
それでも良い人なら信用する人なんて作らなくても良いのかもしれない。
私はイヤだ、たいした経験ではないが、私はより若い世代に経験を譲渡したい。
私が何十年と生きてきたこの経験を、もしも真剣に聞いてくれるのならば若手はその経験を積まずともある程度先に知る事が出来る、そこから次の世代が進み始めるならなんと素晴らしい事か。
え?重い?ノンノン(死語
このFFTは比較にならない程にずっしりなので、考えさせられますよ~。
未プレイの方は是非一度触ってもらいたい。
初プレイはほぼ確定でベリアスステージで詰みますので、その時はご相談ください。
ではでは。