タクティクスオウガリボーン(11月11日:リメイク)発売前までになんとか終わらせる事が出来ました、なっがい。そして濃ゆい。
タクティクスオウガやるのに、なんでFFTなんだって話で、プレイすると分かりますがほぼほぼタクティクスオウガです、テイストめっちゃ似てます。
ストーリーが本当に素晴らしい、貧富の差が題材のとっても社会派な物語。
身分が無ければ何もできない、「持っていない」人は人ですらない、貴族であることに疑問を抱く心優しき主人公と平民だが病によって両親が倒れ主人公の家に引き取られたもう一人の主人公ディリータ。
優しさは甘さか綺麗事では何も成し得ないのか苦悩しつつも常に"真実"の荒波にもまれ、彷徨いながら成長し進む主人公たち。
くぅ~最高!
ファイナルファンタジータクティクスはPlaystationで1997年6月20日にスクウェアから発売されたFFシリーズ初のSRPG、ストーリーもゲーム性もバランスの取れた最高の一作。
私がプレイしたのは2011年8月4日配信のiOS版より。
プレステ版には無かった暗黒騎士やクラウド、バルフレア等の追加要素が詰まっております。
ちなみにPSPのリメイクも持っていますが、攻撃した時の音が苦手です。
ザシュッ!ではなくピョロン…みたいな効果音になっています、レーティングのせいでしょうね。
もうこの音楽聞くだけでテンション上がります。
先日ようやく終わったのに聞いたらまたやりたくなってきた、やばみ。
主人公(ラムザ)も立場からすれば相当な苦悩ですが、ディリータはリアルに辛い。
他の音は全てありますが恐らくあえての無声、発言している部分は文章のみ、想像力をかきたてられます、さらにチョコボの動きや躍動感あるムービーは必見。
作中でも最後までお世話になるアグリアスさん登場、聖剣技という必中かつ範囲技をMP消費なく連発出来る超剣士、かなりの強さ。
「命脈は無常にして惜しむるべからず… 葬る! 不動無明剣!」
この不動無明剣が高低差を無視するので、どんなに離れていても射程2以内にいれば攻撃出来るという壊れ技。
プロローグは終わり、士官候補生の時のお話から。
初戦が厳しめ、 何しろセッティング出来ない状態で戦いは始まるうえ主人公はポーションも使えない状態でスタート。
ラムザの一人旅にしようかと思ったが、ソロではこの初戦に勝てなかった為断念。
ここで彼を見殺しに出来れば、彼女は…いや、別の人がやっていたか。
現実でもそうですが関わるべきでない人間は見極め離れる必要がありますね。
身分がなければ何も出来ない、貴族とは何か。
さらにその中でより身分を高める為の動きのみするので、平民などは取るに足らないモノになっていくのだろう、権利(金)は何に支えられているか理解して出来なくなってしまう毒ですね。
「ためる」を990回行えばレベルは99になるので、この時点でもうかなり鍛え上げた人もいるのではなかろうか。今回はストーリーやプレイ自体を楽しみたかったので最低限のバトルで進めていきます。
このステージは弓兵の遠距離攻撃と黒魔導士の範囲攻撃がなかなか強く苦戦します。
味方であるアルガスの差別主義者っぷり。
ゲスい。
社会的に、もしくは組織的に同じ向きを向いていても手段は異なるのが当たり前、しかしそれが組織の目的が際どい程に内部に亀裂を入れてゆく…。
手を出しづらい弓兵と遊撃的に拳術を放ってくるモンク、耐久力の高いナイトが厄介で、十分に鍛えられていないメンバーだと苦戦する。
お兄ちゃん(ザルバッグ)が匂わせたせいではありますが、城を離れ怒られるラムザの巻、ディリータは助けてくれますがウソをついて罪をなすり付けるつもりはないと怒り出すラムザ。以後の作品で登場するディリータからも仲の良かった雰囲気が伝わってきますが、良い友とは良いモノですね。
もう一人のお兄ちゃん(ダイスダーグ)はこの時点で敵側確定、不穏な空気が流れ始めます。
さて、流石に全部だと長すぎるので10動画ぐらいずついこうかな。
次回はディリータの身分に対する葛藤からムスタディオの前ぐらいまでをまとめます。
ではでは。