の続き…。
自然法則、植物、動物など、世界のあらゆるものには意思があり、「世界は我々が認識している表象と、盲目的な生きることへの意志である。」と考えたショーペンハウアー。
しかし彼の哲学の中で考えた“生きる”とは、“苦痛”であるということでした。
この考え方から彼はペシミスト(悲観主義者、厭世主義者)と言われています。
今回はそんなペシミストのショーペンハウアーが考えた“生きること”について書いていきます。
苦痛の中で揺れる生
彼は“誰でも生に対しての意思があるとし、それを努力によって達成しようとする”と考えました。