昨年のプライベートセールからホールドしているジョブコイン。
独自の「給与相当額随時払いシステム」を強みにしているこのプロジェクトですが。
IEO(後売り)の販売価格がICO(先売り)の販売価格よりも安くなったり、上場後の価格も暴落したり、売り圧力を抑えるため(自分の予想)のスワップをしたりと、マイナス面が目立つ局面に立たされています。
ちゃんと上場もできたし、その後の進捗の報告はマメに行ってくれているのでちょっと安心していますが…。
ただ、プレセールで買った価格よりも後から買った時の方が安くなっていたことにはまだ納得していません。
正直、価格の暴落も仕方ないかなとも思っています。
それでもこのジョブコインをエスクロー口座に送ってまでホールドしている理由は、「給与相当額随時払い」のシステムが面白そうだと思ったからです。
このシステムとスマートコントラクト(契約の自動化)を応用すれば、ゲーム内でお金を得ることができるかの如く、街中でお金を稼ぐことができると考えています。
例えば)
・コインランドリー内の清掃
①清掃の工程や報酬額をスマホや専用のモニターに表示(意思の確認)
②清掃者、開始時間、清掃前の状態をカメラなどで記録
③清掃開始▶完了
④清掃終了の確認(工程の確認)
⑤以上の作業を依頼者(もしくはAI)が評価して報酬として送金
などなど…
考えたアイデアのほんの一例ですが、色んな分野に応用できると思います。
ペナルティ
作業者が悪さを働いた時などは、その行為自体がブロックチェーン上に残るワケで、一定期間作業の受注ができないようにするなどのペナルティも容易かと思います。
信頼スコア
中国で取り組まれている信頼スコアのように、ブロックチェーン上に個人の信頼スコアを積み上げることで、受注できる仕事のレベルや報酬額が上がったり、仕事を管理する側に回ったりと、個人の能力向上にも役立つ見立てです。
労働力確保
仕事ができない人は、できないなりの理由(ハードル)があります。
電話がめんどくさい
手続きがめんどくさい
評価されたくない
人と会うのが怖い
外に出たくない
…
そこのハードルを取り除けば、勝手に働く人は増えるハズです。
このモデルなら仕事を始めてから完了するまで人と顔を合わせる必要がありません。
今まで人と顔を合わせるのが苦手で働けなかった人も、お金稼ぎのために夜中フラっと出かけたりと国全体の労働力の底上げにも繋がります。
自信がつけば社会に出てもっと大きい仕事をすればいいですし…。
将来的には今のような労働契約すら要らなくなるのではないかとも考えています。(全てスマートコントラクト内で完結)
問題点
しかしこれは理想論。
作業を途中で中断した場合の対処や、ペナルティの基準、本当に適切な評価ができるのかや、日本における信頼スコアの算出方法など課題は沢山ありそうです。
もしシステムが完成できたら、システム自体を他国に売って暗号資産の価値を上げるなど、展開の幅もかなりあるんじゃないかと考えています。