6歳の時の成人式の日に俺は
父親家族の所に少し遅れた新年の
挨拶回りに家族で行く事になり
お年玉をもらえるとワクワクしてた
ウフフ♪(。-艸・。)
正月の挨拶回りが少し遅れた訳は
父親兄弟が先に奥さんの家族の方に
挨拶回りに行ったから全員集まれる
日程が合わずに15日になったらしい
父親は戦後すぐに八王子で6人兄弟中
5番目に生まれ自分の家族の事を
「親も兄も全然構ってくれなかった」
とよく愚痴をこぼしてた
当日我々は雪が積もってて車で行けず
電車で行く事になったが八王子まで
当時住んでた埼玉の三郷団地から
片道2時間もかかってしまった
父親の実家は数回しか行った事が無く
その理由が片道2時間もかかった事で
「面倒くさくて帰れないんだ」と解り
俺も行きだけでクタクタになった
そしてやっとの思いで到着できて
おばあちゃんに挨拶をすると早速
お年玉をもらう事が出来て嬉しくなり
飛び跳ねて喜んでしまった
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
この時まだ我々家族しか来てなくて
以前父親から聞いた「長男の性格は
兄弟の中で1番悪い」と言う愚痴を
思い出してしまい会うのが怖かった
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
俺はおばあちゃん家でこたつに入り
徐々に準備されてくるお寿司を眺め
お正月の特番を見ながら待ってると
性格悪いと言われてる長男家族が来た
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
なので俺がお正月の挨拶すると
長男さんがにっこり挨拶返してくれて
お年玉まで貰う事が出来て嬉しくなり
怖い印象が一気に良い印象に変わる
そして長男さんが「パパから長男は
性格悪いと言われてると思うけど
そんな事ないからね」と言ってきて
父親が「やっぱ性格悪」とぼやいてた
この時長男さんの子供も一緒に来てて
その子が小学6年生で俺から見たら
大人の感じがしてしまい価値観が
全然違いそうで話しかけられなかった
しばらくすると奥の部屋から
足の病気で歩けない次男さんが
車椅子に乗って現れみんなに挨拶をし
子供達にお年玉を配ってくれる
以前ここに来た時の記憶はないけど
唯一この次男さんだけとても優しくて
俺と一緒に遊んでくれた記憶にあり
その姿を見て緊張がやっと解けた
( ´ー`)フゥー...
俺の父親は凄く優しい次男さんと
性格悪い長男さんのどちらに似たのか
少し考えてみたらどちらの性格にも
似てる気がし確かに兄弟だと実感した
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その後ゾロゾロ兄弟家族が来て俺は
みんなからお年玉をもらう事が出来
たくさんお金を貰えた事に嬉しくなり
次男さんの膝の上でニッコニコだった
ヾ(*`∀´*)ノヘヘヘッ
そして大人は達はお酒を飲みまくり
子供達そっちのけで昼から大声だし
騒ぎまくってて超ご機嫌だったが俺は
だんだん暇になってテレビだけ見てた
すると長男の6年生の子が父親兄弟の
子供達全員に声をかけてきてくれて
「雪が積もってるから雪合戦しよう」
そう言ってくれたのでやる事にする
なので早速みんなで外に出て
目の前にある大きな広場に向かい
ここで個人戦の雪合戦を始めて
みんなで雪を当てまくって遊んだ
子供達は小学校低学年の女子が3人と
男子は幼稚園児2人と小学校低学年が
俺を含め2人で6年生は1人しかいなく
圧倒的に6年生の子が有利だった
だから我々はてっきり6年生の子が
手加減すると思ったがそんな事はなく
本気で我々全員に雪を当ててきたから
全員で6年生1人を狙い撃ちする!
(# `Д´)フンガフンガフンガ
しかし6年生の子も負けじと雪を投げ
30分位これを続けてたら全員疲れ
雪まみれでしもやけになって痒くて
もう寒いからみんなで帰って行った