6歳の時
親戚一同で奥多摩の
「氷川」と言う場所に
バーベキューに行って来た。
ここへは
4台の自動車で向かい
片道2時間位かけて到着した。
車が苦手な俺は
車に乗ると窓を開け
常に換気しないと気分悪くなる。
( ;´Д`)ゲロゲロ
でもさすがに
俺以外も自動車に乗ってたので
いつものように
窓を開けっぱなしにできない。
仕方なく俺は
親戚の子達とあまり会話する事なく
ずっと寝てしまっていた。
スヤスヤ( -_-)
しかし奥玉は
東京でも西の方にある
裸族が住んでそうな山の中だった。
当然そんな場所の道路は
曲がりくねった道の果てに
待っているいくつもの小さな吐き気。
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俺は
山道のカーブに差しかかるたびに
曲がる遠心力で気分が悪くなる。
そんな地獄の道をずっと
進み続けたけど
何とか吐かず現地に到着できた。
ε-(・д・`;)フゥ…
ここは
大きなじゃりの広場があり
そこでバーベキューが出来る場所。
でも俺は
ここでの目的がバーベキューでなく
川で泳ぐ事だった。
なので
氷川に到着したらすぐに
海水パンツに着替えて川に入った!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
しかし川に入ると
流れが思った以上に強く
奥の方に行く事が出来なかった。
この川の流れの強さは
1mの深さでも川の勢いに負けて
流されてしまいそうなくらい強い。
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しかし幸いな事に俺は
自分の足が付かない深さの所まで
怖くて行く事が出来ず
奥の方へ行かなかった。
しばらく川で遊んでると
母親達に肉が焼けたと呼ばれ
食事をする事になった。
(」・∀・)」オーイ
そして俺は
母親に肉だけたくさん
お皿に取ってもらい
気が済むまで大好きな肉を食べた。
その後大人達は
お酒を飲み始めてしまって
宴会を始めてしまう。
ヾ(*´∀`*)ノ
そしてまた俺は
浅瀬に座って川の勢いに押され
マッサージを受けてる感じになり
気分良くなってた。
更に
うつ伏せになると
川の勢いで少し体が浮いて
飛んでる気分になれる!
これが
もう凄く楽しくなり
ずっとこの状態で
川遊びをしてしまった。
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しばらく川で遊んでると
なんとこの急な川の流れの中
向こう岸に泳いでいく人がいた!
それを見た俺は
「こんな勢いの中泳いでいって
流されないのかな?」
そう思い心配になった。
しかし案の定その人は
泳ぐ力が川の水流に負けて
どんどん下流の方に移動して行く。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
でも
その人がしばらく流されると
ふと下流で立ち上がった!
( ´ー`)フゥー...
不思議に思った俺は
下流に歩いて向かってみると
なんとその場所が向こう岸まで
歩いて行けるほど浅かった!
それを見た俺は
「なるほどだからあの人は
流されても安全だから泳いだんだ」
そう思って感心してしまった。
しかし俺は
いくら安全だからと言っても
足が付かない深さに怖くて行けず
結局浅瀬で水遊びしてた。
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川遊びをしている最中
川の向こう岸を見てみると
透き通った水の中に魚が見えた。
その魚は
30㎝位ある魚で
いかにも食べられそうな魚だった!
(*´▽`*)
俺は
その魚を取りたい気持ちになり
父親の所に行き
「釣り竿欲しい!」と言ってみた。
すると父親は
「魚を勝手に取るとダメななんだ」
そう言われてしまった。
(´・д・`)ショボーン
俺が「何で?」と聞くと
「あの魚ニジマスと言って
上流の釣り堀の有料の魚なんだ」
と言われてしまう。
それを聞いた俺は
ニジマスがお札に見えてしまい
「お金が泳いでるんだ」
と感じてしまった。
この時俺は
山奥の大自然の野性的な感覚が
全て金で出来た人工的な物に見え
一気にテンションが下がった。
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その後俺は
川遊びに疲れてお腹が空き
また焼肉を食べてしまった。
(ヽ´ω`)フゥ-3
そして我々は
日が暮れてきたので
片付けをして帰る事にした。
しかし俺は
行きの車内の気持ち悪い感覚抜けず
またあの峠道を通って行くと思うと
ゲンナリしてしまう。
(*´Д`*)ゲンナリ
でも
そこを通らないと帰れず
仕方ないのでずっと寝る事にした。
その後車に乗り込み
予定通りに俺は
疲れた事もあり速攻で寝てしまう。
そして目が覚めた時は
もう家の近くまで来ていて
街明かりが眩しい。
ホームシック病の俺は
その光景を見て
凄く懐かしい感じがして
何だかホッとしてしまった。