8歳の時
三郷団地の立花小学校にある
学童クラブに7か月間だけ
通ってた事がある。
この学童クラブは
どんぐり学童クラブと言う所で
共働きの親が仕事から帰るまで
1次的に預かってくれる場所。
この学童クラブには
アヒルやニワトリやウサギやヤギ等
色々なペットを飼っていて
班ごとに週替わりで世話をしてた。
最初俺の担当は
チャボと言う鶏の餌やり担当で
学校が終わってここに来たら
すぐに餌をあげないとならない。
チャボと言う鳥は
人懐っこく温厚な性格の鶏で
ナデナデしたり抱っこしたりしても
暴れない鶏の種類だった。
しかしなぜかこのチャボは
俺が餌をあげに行くとくちばしで
俺の足を強くツンツン着いてきて
何もしてないのに攻撃してくる!
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
みんなも攻撃されるから
餌をあげる担当になるのを嫌がって
新人の俺に押し付けてきて
みんな逃げたようだ。
(`ェ´)ピャー
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毎日俺が餌を上げてると
雌のチャボだからたまに卵を生み
その卵を俺が回収して
学童の先生に渡してた。
するとおやつの時間の時
卵を持ち帰れる人を決める為
みんなでじゃんけんをして
勝った人が1人占めできた。
俺もたまに持ち帰る事が出来
家で食べさせてもらったけど
特に普通の卵と変わりなく
味の違いが特にない気がする。
(´∀`*)ウフフ
ある時先生に俺は
何でチャボが狂暴なのか質問すると
農家の人からもらった鶏で
その時このチャボをくれたらしい。
このとき農家の人も
育てにくいほどやんちゃな鶏で
その鶏を我々の学童クラブに
押し付けてきたのだと言う。
そんな大人の手にも余る鶏を
我々子供が育てないとならず
しかも俺が担当する事になるなんて
とんだ新人への洗礼だった。
(# ゚Д゚)プンスコ
こんな鶏だから餌を上げる時俺は
いつもビビリながら小屋を開けて
つつかれながら急いで奥に餌を置き
走って小屋から逃げてった!
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ある日の餌やりをしてた時
チャボの小屋を開けると
いつも通り俺に向かってきて
ツンツン攻撃を仕掛けてきた!
それにビビった俺は
餌を落として尻もちついてしまい
なんとその隙に!鶏が小屋から出て
学校の校庭に走り出してしまった!
そして俺は
班のみんなに「チャボが逃げた!」
そう伝えて校庭に向かうと
チャボが校庭を走り回ってる!
しかも校庭で遊んでた子達を
見境なく攻撃してるようで
みんな逃げ回ってしまってて
パニックになってた!
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
その光景を見た我々の班は
急いでチャボを捕まえようと
走って追いかけまわすけど
足が速すぎてなかなかつまらない。
「このままじゃ先生に怒られる!」
そう感じて学童と職員室を見ると
校庭を見て大爆笑してる先生がいて
「こりゃ助けてくれんな」と思った
その後やっとチャボを捕まえて
大声で皆に「ごめんねー!」と謝り
急いで学童に逃げて鶏を小屋に戻し
部屋の隅っこに行き反省した。
(´・д・`)ショボーン