スロバキアの自動車メーカーに「Klein Vision」社と言う会社があります。
この会社が、自動車から、飛行機に変形する車を開発しました。
今までの空飛ぶ車の形は、ただのタイヤ付きドローンでした。
でも、今回開発された物は、車から飛行機に変形する「空飛ぶ車」です!
あまりピンときませんが、まるでアニメのロボットみたいに変形します。
変形時間は、3分かかります。
これは「SDF-1 マクロス」と同じ、変形時間です!
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初期状態は、大きなリヤウィングが付いている、ただの車の形。
変形は、最初運転席の後部の左右ハッチが、上に上がります。
そして、リアウィングが後ろに延びます。
続いて、車体後部から翼がせり上がって、左右に展開。
そして、後部のプロペラを回転させ、滑走路から飛び立ちます。
滑走路でなくても、車が居なければ、高速道路からでも飛び立てそうです。
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この空飛ぶ車には、140馬力の「BMW 1,6L」エンジンが搭載されている。
燃費は、1時間の一定速度飛行で、最小18L消費します。
自動車時の燃費は、1Lあたり、10㎞前後。
最高飛行距離は、1000㎞可能との事。
滑走飛行距離は、最低300m。
この300mの間に、時速200㎞出して、飛び立つそうです。
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飛行時の操縦方法は、少し特殊です。
ハンドルを引くと上昇し、ハンドルを押すと下降します。
ハンドルを左右に回すと、旋回します。
旋回時、飛行機の傾きと、旋回角度の安定性は、AIが計算します。
そして自動に調節してくれます。
級旋回時、AIが飛行が安定しないと判断すれば、それ以上旋回できません。
速度調整は、アクセルを踏むと加速、離すとプロペラが停止し、減速します。
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着陸時も、滑走路が必要になります。
なので、飛び立つ前に、着陸する場所を決めておく必要があります。
着陸できたら、離陸時の変形と逆の変形をして、車に戻ります。
この車は、2人乗りで、最大積載重量は「200㎏」です。
2人乗りですが、お相撲さんは、2人乗れません。
運転席には、車用と飛行機用の、兼用アナログメーターが付いています。
助手席には、車用と飛行用の、MAP表示モニターが付いています。
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この空飛ぶ車の値段は、今のところ不明です。
それにも関わらず、既に予約している買い手がいるみたいです。
「Klein Vision」社は、半年以内に、300馬力の使用の物を出します。
もしかすると、販売されるモデルは、300馬力の方かもしれません。
更に、4人乗りや、水陸両用変形飛行機の開発を始めています。
それらも、きちんとした形に、変形させるようにするとの事。
きちんと、その形に変形させると言う、デザインのこだわりが素晴らしい。
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正直、今まで発表された空飛ぶ車は、当て付けのような形をしていました。
車と名乗っているのに、ただの人が乗れるタイヤ付きドローンでした。
車と名乗っているのに、ただの人が乗れるタイヤ付きヘリコプターでした。
車と名乗っているのに、ただの人が乗れるタイヤ付き飛行機でした!
俺は、それを見た時、言いたかった。
「それ!ただの飛行機にタイヤ付けただけだろ!」と。
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今回開発された物は、きちんと車の形に変形します!
やっぱり車と名乗るなら、絶対車の形でなければならない!
俺は、そう思うのですよ!
今後、空飛ぶ車以外にも、色々空飛ぶものが出てくると思います。
空飛ぶ船、空飛ぶトラック、空飛ぶ電車、空飛ぶ家、空飛ぶ薬、等々。
そういう物が出てくるなら、きちんとその名乗る物の形であって欲しい!
そう感じる、今日この頃です。