14歳の時
あだ名で「やーもん」と呼ばれてる
山本君と言う友達がいた。
(*'ω'*)
この子と俺は
よくスーパーファミコンで
対戦ゲームをして遊んでた。
(´∀`*)ウフフ
当時は
ファミリースタジアムと言う
野球ゲームがあり
2人で熱中してプレイした。
ある日
大人気のアーケードゲーム
「ストリートファイター2」と言う
格闘ゲームが移植される事になる。
我々は
このゲームをしたいが為に
以前から別の友達の家にいき
よくプレイしてた。
この友達の家には
ゲーム機でなく
アーケードゲームその物があり
ゲーセンのゲームがそのままできた。
その子の家には
流行りのゲームがたくさんあり
「ストリートファイター2」も
その中にあった。
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我々にとって
ストリートファイター2は
別の友達の家か
ゲーセンにいかないと出来ない。
なので
このすごく楽しいゲームが
一般家庭用に出ると知った時
興奮がMAXになってしまう。
これでもう
わざわざゲーセンや
別の友達の家に行かなくても
死ぬまでプレイできると歓喜した。
そして発売日当日
学校が終ったあと
自転車で秋葉原に行き
売ってるお店を探してみた。
でも想像通り
どの店にも売ってなくて
3時間位探し回り
やっと売ってるお店を発見する。
そのお店は
裏路地の奥まった所にあり
お客のいない寂れた店だった。
*゚。+(n´v`n)+。゚* ワーィ♪
我々は
そのお店で購入して
急いで家に帰り遊びまくった。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
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当時の我々は
ジョイスティックが無くて
ファミコンのコントローラで
ストリートファイター2をした。
しかしこのゲームは
別の友達の家でプレイした時
ジョイスティックでやったので
コントローラじゃやりにくい。
でも
ジョイスティックを買うお金もなく
付属のコントローラーでやってた。
(´・д・`)ショボーン
そんなある日我々は
どうしてもコントローラーじゃ
凄く操作し難くくて
何とかしようと考えてみた。
するとやーもんが
「買えないなら作っちゃおう」と
作る気満々な顔をした。
ヾ(*´∀`*)ノ
俺は
それができるのか疑問に感じたが
こないだ技術の授業で
簡単なハンダ付けを教わっていた。
そしてやーもんが
「スイッチに電気が通るように
ハンダ付けすれば良いだけだ」と
勢いだけ豪語してた。
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俺は
ジョイスティックを手に入れる
良い方法が何も浮かばなかったので
仕方なく自作の案でやる事にする。
そして翌日秋葉原に行き
スイッチと本体になる
アルミの箱を手に入れた。
*゚。+(n´v`n)+。゚* ワーィ♪
しかし本体のアルミの箱には
スイッチを付ける穴がなかったが
やーもんの自宅が鉄工所なので
そこで開けてもらう事にした。
その後
完成したアルミの箱に
スイッチをはめ込んで
電気を通す線をハンダ付けする。
次は
コントロール基盤に
スイッチを付けるのだけど
この基盤が高くて買えなかった。
なのでこの基盤は
付属のコントローラーの基盤で
代用する事にした。
ウフフ♪(。-艸・。)
コントローラーを分解すると
ボタンと基板に線が付いてて
どのボタンにどの線を繋げば良いか
すぐに理解できた。
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そして我々は
基盤とボタンに付いてる線を取り
基盤だけの状態にした。
ε-(・д・`;)フゥ…
その後
線が付いてた場所と同じ箇所に
ボタンをハンダ付けしていった。
( ´ー`)フゥー...
この作業をしばらく続けて
とうとう自作のコントローラが
完成したのだった!
早速このコントローラで
ゲームをプレイしてみると
ゲーセンと同じ操作で出来て
凄くやりやすい!
でもこのコントローラは
非常に軽くて設置感がなく
ジョイスティックを動かす度に
本体が動き回る。
この問題を解決する為に我々は
色々動かない方法を試して
最終的に膝で抑えて固定し
これでプレイしてた。
しかし俺は
この方法でもやりにくくて
他に方法がないか
家に帰り模索してみた。
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この軽いコントローラーを
動かないようにする為には
おもりが必要だと解った。
でも都合が良いおもりなんて無く
色々考えてみた結果
雑誌のジャンプを何冊も積み上げ
ガムテープで巻いておもりにした。
そして
そこにジョイスティックを固定し
ゲームをしてみるたが
操作するたび左右に傾いてしまう。
どうやら雑誌がノッポの為
設置性が悪くて軽い力でも
安定しない様だった。
ショボ──(´・ω・`)──ン
このとき俺は
「この方法でダメなら
テーブルに固定する方法しかない」
そう感じてしまう。
しかしテーブルにネジ穴を開けて
コントローラーを固定するなんて
こんな贅沢仕様な事が出来ず
安定感の悪さがどうにもできない。
でも他に方法がないか試したが
結局良い方法なんて見つからず
この安定感の無さも我慢できず
市販の物を購入してしまった。