今回の研究で
ハゲの悩みを完璧に解決できる
新しい治療補法が見つかり
全米が泣きました。
この方法は
髪が生える入れ物の部分を
IPS細胞を培養して作り
移植してしまう方法です。
今までのハゲの治療方法は
髪の毛の根元の種の部分に
栄養をたくさん与えて生やす方法が
主流の治療方法でした。
もう1つ最近発見された治療方法が
髪の毛が生えてくる穴の周りの
髪の毛に栄養を送る土の部分を
改良して種の育ちを良くする方法。
しかし今回の治療する場所は
髪の毛の根元の種の部分でもなく
髪の毛の穴の土の部分でもなく
髪の毛が生えてくる植木鉢です。
つまり髪の毛が生えてくる
穴そのものを1から作ってしまい
それを人の頭皮に移植して
毛穴を完全新作する方法です。
この方法で培養した毛穴の
「毛包」と言う物をマウスに移植し
実験した結果10か月間も髪の毛の
生え変わりが持続したのです。
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近年IPS細胞と言う
遺伝子操作すれば人間の
どんな部位でも作れる技術が発達し
脳まで作れるようになりました。
そのどんな部位の中には
当然髪の毛が生えてくる器の
毛包も含まれてて培養する事が出来
問題なく作れると思われました。
しかしこの毛包は
そう簡単に作る事が出来ず
今までずっと失敗続きで
脳より作るのが難しかったのです。
その理由は
毛包の細胞が「皮膚」と「筋肉」の
両方の細胞が混在してて
作るのがとても難しいからです。
IPS細胞から普通に培養すると
皮膚と筋肉の細胞が
混ざり合って培養されず
左右に分れ増殖してしまいます。
でも毛包の細胞は
皮膚と筋肉の細胞が
均等に混ざり合って出来てる
特殊な物だったのです。
普通細胞が混ざり合って増えると
狙った体の部位を製造したいのに
他の部位の細胞が混ざってしまい
狙った部位が作られません。
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そこで今回研究者たちは
筋肉の細胞と皮膚の細胞だけが
くっつく事が可能な接着剤
「マトリゲル」を使いました。
このマトリゲルと言う物は
皮膚と筋肉の間に存在する
基底膜と言う薄い膜と同じ成分で
これを液体にしたものです。
この接着剤を使って培養すると
遺伝子操作で命令した通り
毛包がきちんと作られ
成功率が100%でした。
更に培養された毛包は
移植しなくても単体で
1月間も髪の毛が生え続け
3㎜まで毛が長くなったのです。
この毛包に薬を使って
メラニン色素を作るようにしたら
きちんと髪の毛に色がついて
薬量の調整で色も変えられました。
その後マウスに
毛包を移植した結果
完全に皮膚の1部として融合し
完全にマウスの毛包になりました。
そして10か月間にもわたり
髪の毛の生え変わりサイクルが続き
この結果IPS細胞で培養した毛包で
ハゲが完治することが解りました。