9歳の時
先生が予定通り山盛りの宿題を
手加減無しで出してきた!
俺は
当然夏休みの宿題なんて
ギリギリになってから
急いでやり始める。
そして始業式までに
結局全部終わらす事が出来ず
数日間居残りをさせられて
何とか終わらせていた。
しかし宿題の中でも
居残りで終わらす事が出来ない
野外活動の宿題があった。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
その野外活動の宿題は
プール参加と朝のラジオ体操。
なので野外活動だけは
参加日数がギリギリでも
必ず意地で終わらせてた。
( ´ー`)フゥー...
もし野外活動の宿題を
終わらせる事が出来ないと
追加の宿題を出され
放課後にやらされてしまう。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
夏休みに入る前
学校で宿題の計画を立てて
先生に見せて了解をもらう。
しかし
当然そんな宿題計画なんて
その場限りのやっつけ仕事になる。
( ´Д`)=3 フゥ
その結果
宿題を毎日ダラダラやってしまい
宿題計画なんて無意味になった。
でもラジオ体操は
父親も一緒に行き
毎日必ず強引に連れてかれる。
なので
ラジオ体操だけは
毎回全部参加してた。
(´∀`*)ウフフッ
しかし
とあるラジオ体操の時
参加のハンコを押してくれる人が
寝坊してきてくれなかった。
そのハンコを押してくれる人は
町内会のボランティアの人で
大学生のお兄さん。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
そのお兄さんは
まだ若いせいか夜通し遊び
たまに寝坊して遅刻してくる。
(*`ェ´*)ムー
そうすると
ラジオ体操第1が終わってしまい
ラジオ体操第2をやる事になった。
そんな事があるので
朝のラジオ体操に参加する子供は
みんな第2まで覚えてしまってた。
( ´Д`)=3 フゥ
でも
この寝坊に対して親達は
特に問題にせず
「またか」位で終わらせてた。
我々子供達も
ラジオ体操が始まる朝6:30には
会場になってる野球グランドに
みんな集合して待つ事になる。
そして遅刻する時は
この待ち時間を利用して
友達と遊ぶ約束をしたり
鬼ごっこをしながら待ってた。
しかしラジオ体操には
数名の親も一緒に来てたけど
お兄さんに遅刻されると親は
出勤時間が迫ってきて焦る。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
ある日の日曜日
ハンコを押すお兄さんが
第2体操が始まる時間になっても
来ない日があった。
ラジオ体操のグランドで
待ちぼうけ食らってた我々は
いつも遅刻しても来るのに
来ない事が不思議に思う。
そして我々は
ラジオ体操第2が始まっても
お兄さんが来ないので
「今日中止だな」と思った。
すると父親が
「ラジオ体操中止は
ハンコ押せない日が出来て困るな」
そう言いだした。
でも俺は
「別に中止でも問題ないじゃん」
そう言ってみた。
q(゚д゚)pブーブーブー
しかし父親は
「ダメだやるんだ!」そう言って
目の前の俺の家に戻って行く。
<<<<<(`^´)>
第2体操から第3体操が始まるまで
15分位の時間があり
どうやら
この時間に何か準備するようだ。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
そして父親が
ラジオ体操第3が始まる前に
グランドに戻ってきた。
そして父親は
ラジカセを持ってきて体操し
参加した事にしたいらしい。
でも
ハンコを持ってない父親が
ラジオ体操をやった所で
無意味な気がした。
しかしこの後
すぐにラジオ体操第3が始まり
とにかくみんなやるしかなかった。
ヽ(д`ヽ≡アタフタ≡ノ´д)ノ
ラジオ体操第3は
誰も経験した事が無く
ラジオから出る声に合わせて
初めての体操をやる事になった。
この体操は
凄く奇妙な動きをさせられ
みんな不気味な踊りを踊り
変な宗教みたいになる。
中には
ラジオの指示だけじゃ
体操の仕方が解らず
無茶な動きをしてる子もいた。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
この体操をしてると
とある動きで体がつった人が現れ
数名が「イテー!」と叫ぶ!
アタフタヽ(Д´; )ノ≡ヽ( ;`Д)ノアタフタ
この声を聞いた俺は
ビックリして周りを見渡すと
数名の大人が倒れてもがいてた!
ギャァァァァァァー!∑(゚Д゚ノ)ノ
そしてやっと
地獄の第3体操が終わると
大人達がみんな地べたに座り
リタイアしてしまってた。
その後リタイアして
ベンチに座ってる父親が
「ハンコ押すから来てー!」
こう叫んだので行ってみた。
すると
ラジオ体操のハンコを
所持してない父親が
みんなににハンコを押していく。
「なんでハンコ押せるんだ?」
そう感じたけど自分の番が来て
ハンコを押してもらうと
なんと!我が家のシャチハタ!
今日のラジオ体操の分だけ
鈴木のハンコになってしまい
みんなに笑われて俺は
大恥をかいてしまった。