イギリス在住の女性体操選手
「ナターシャ・コーツ」さんは
世にも奇妙なアレルギーを
発生してしまいました。
そのアレルギーは
喜怒哀楽の感情に反応して
呼吸が出来なくり気を失う程の
強いアレルギー症状になります。
このアレルギー反応は
「マスト細胞活性化症候群」と言い
感情変化で即アレルギー反応が出て
すごく悩んで苦しんだと言います。
病気があまりにも苦しくて
20歳の時に自分の葬式を計画し
遺書まで書いたほどでした。
アレルギーが出た時は
18歳の時に大きなイベントに参加し
この時みんなと騒いてたら突然
アレルギー症状が出ました。
当時の状態は
めまいがして体が震え始め
上手く呼吸が出来なくなって
すぐ病院に運ばれました。
そして病状が回復し
無事に退院できたけど
その後2週間の間に8回も症状が出て
入退院を繰り返しました。
Woman With Rare Allergic Condition Almost Died After Laughing Too Much | Science Times
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アレルギーの主な症状は
「食物」「花粉症」「気管支喘息」
「アトピー性皮膚炎」等があり
日本人半数がアレルギー持ちです。
しかしコーツさんのアレルギーは
感情に反応してしまうと言う
すごく特種なアレルギーを
発症してしまいました。
このアレルギーの原因は
マスト細胞による
ヒスタミンの過剰分泌が原因で
発症するそうです。
マスト細胞は
「脂肪細胞」という物で
血管の周りや皮膚や皮膚の下や
肺や消化管や肝臓とかにあります。
マスト細胞は
細菌や寄生虫が体内に入ると
それらを退治するよう
体の抗体に命令を出します。
でもコーツさんの場合
感情による体内の変化にすら
マスト細胞が退治してくれと
命令をだしてしまうのです。
その結果
無害な細胞や細菌を攻撃し
アナフィラキシーショックを
引き起こしてしまってます。
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無害な細胞や細菌を攻撃する時
ヒスタミンと言う抗体が出て
これが鼻水や目や皮膚のかゆみ等の
原因になるとされてます。
しかしコーツさんの場合
体の悪者に対しての感度が凄く良く
少しの変化でも悪者を退治するよう
命令が出てしまいます。
その結果体の悪者を攻撃する
ヒスタミンが過剰分泌つされ
ストレスや喜怒哀楽を味わう時の
体の変化すら攻撃します。
その後更に
アレルギーの精密検査をすると
ボディースプレーや掃除用具
ロウソクでも症状が出ました。
そして食事にさえ症状が出始め
唯一食べられる物が「肉」と
「ジャガイモ」「ブロッコリー」
だけになってしまいました。
この状態が数か月続き
栄養失調になってしまい
本格的に生存の危機に
陥った事もありました。
でも現在は
髪の毛が全部抜け落ちる程の
薬物投与治療のお陰で
以前より良くなってるそうです。
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病気が発症した頃のコーツさんは
友達のと何気ない遊びも
命に関わる危険性がありました。
数年前友達と夜まで遊んでた時の事
突然コーツさんの舌と喉がはれて
呼吸が出来なくなりました。
この時友達の1人が救急車を呼び
もう1人が緊急治療薬を使い
窒息死を防いだおかげで
最悪の事態を免れました。
そしてコーツさんは
自分に強い感情が出ると
アレルギー反応が出てしまうと
やっと気が付く事が出来たのです。
この頃の発作は
ほぼ毎日起こってて
1年で500以上の入退院を
繰り返ししたそうです。
その後ようやく2年前
「マスト細胞活性化症候群」と
診断されて治療が始まりました。
そして現在コーツさんは
週5日家政婦を雇っていますが
基本自立した生活をおくれてて
軽い運動位できるそうです。
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コーツさんは
現在の自分の状況について
以下の様に話しています。
体操は
体力面だけでなく精神面でも
私の人生を救ってくれました。
汗をかくと症状が出る時もあるけど
この病気と付き合う中で
どこまで追い込んでも大丈夫か
それが分かってきています。
笑うのも同じで
気を落ち着くべき時を
感じられるようになりました。
薬物療法もうまくいっているので
以前ほどアレルギー反応が
起きなくなりました。
体操をやめた方が良い人もいますが
体操は心身の健康面で
多くのものを私に与えてくれます。
家で何もしなくても
アレルギー反応は出てしまうので
外に出て生活する方が
心身の健康には良いです。