ドアストッパーとして使ってた
何のへんてつもない石ころが
1000万円を超える隕石だと判明し
一気に大富豪になった人がいます。
その幸運を掴んだ人は
米ミシガン州に住んでいる
デイヴィッドマズレク氏と言う人で
宇宙から来た一獲千金を掴みました
長年自宅のドアストッパーとして
重さ約10キロのゴツゴツとした石を
使い続けた理由がとても不思議な
経緯をたどった出来事なのです。
マズレクさんは
1988年にミシガン州のエドモアで
農場を購入するとき現所有者が
その農場に案内してくれました。
農場に建てられてる家の中のドアを
開けてみたら足元に大きな石があり
現所有者に「これ何?」と聞くと
「隕石ですよ」と答えたという。
現所有者の話によると
まだ子供だった1930年代に夜空から
農場の敷地内に隕石が落ちてきて
その瞬間を父親と目撃したとの事
隕石の落下時に「ドカン!」という
凄い衝撃音があたりに響き渡り
父親と現場に向かったっら
大きなクレーターがありました。
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そこになんと!少し熱を持った
隕石を発見して自宅に持ち帰り
何か使い道がないか考えた結果
ドアのストッパーにしたのです
この事から現所有者は
隕石に価値を見出してなくて
隕石も物件の一部だからそのまま
セットで販売してくれました。
それから30年間マズレクさんも
前の持ち主と同じく隕石を
自宅のドアストッパーとして
大事に使い続けてたのです。
それからの1回だけ
農場を引っ越しましたがこの時も
大切な隕石を一緒に持って行き
またストッパーとして使いました
そんなある日の事マズレクさんは
隕石に凄い高値が付いた事を知り
自分が持ってるこの隕石の価値の
値段が気になりだしたのです。
そこで地元のミシガン大学の
地質学者モナ・シルベスク氏に
鑑定を依頼するとモナ氏は
渋々した態度でした。
その理由が18年間何度も何度も
「隕石だと思うから調べてほしい」
という依頼を受け続けてきたけど
1度も隕石だった事が無いからです
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しかしマズレクさんが持ってきた
隕石を見た瞬間モナ氏は
「何か特別な物だと解りました」
と語ってます。
そして詳しく調べた結果隕石は
「鉄88.5%」「ニッケル11.5%」と
地球上の石じゃ見られない成分の
「鉄隕石」だと判明したのです!
さらにこの隕石は
過去にミシガン州で見つかった
隕石の中でも6番目の大きさで
1000万以上の値段が付いたのです
更にモナ氏は
「人生で扱ってきた隕石の中で
金額的にも科学的にも最も価値が
高いものでした」と述べています
そんな高価な隕石が約80年もの間
専門家の目に触れないまま
ドアストッパーとして使ってた事は
とても驚きの事件でした。
最終的に持ち主のマズレクさんは
隕石を米ミシガン州立大学の
エイブラムス・プラネタリウムに
1000万円以上で売り渡しました。
そして利益の10%は
シルベスク氏の所属する
「地球・大気科学部」に譲渡され
研究費で使われる事になったのです