6歳の時三郷団地に住んでた事があり
ここは当時関東で1番大きな団地で
大人が歩いても外周を1周するのに
1時間以上かかる巨大団地だった
ある夏のひ盆踊りりが開催されるので
団地内にある3カ所の商店街広場に
盆踊り用舞台の工事が急いで行われ
大通りにはちょうちんが飾られ始めた
((o(*´∀`*)o))ワクワク♪
俺はもうこれだけでお祭り気分になり
早く屋台の水飴を食べ焼きそばを食べ
射的をやってヒーローのお面も買って
金魚すくいもやりたい
なので凄くワクワクしてお祭りの日
早く来て欲しいと思ったが我慢できず
父親に「時間速く進めて!」と頼み
無茶ぶりなわがままを言ってしまった
しかし父親は「お祭りは楽しいけど
終わると同時にお盆休みも終わって
次の日から仕事だから嫌だな」と言い
複雑な思いでいる様だった
でも父親は毎年3歳の弟のヨッチを
肩車して盆踊りに参加して踊るから
盆踊りが嫌いな筈はなく逆に楽しみで
俺と同じ気持ちだと思ってる
それでもお祭りが早く来て欲しくない
という事は相当仕事が嫌なんだと感じ
俺は父親に嫌な理由を聞くと「毎日
残業だからヤダ」と言ってた
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
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お祭り当日俺は学校から帰ると
浴衣を用意されてこれを着てお祭りに
参加すると言われたが恥ずかしくて
同級生と会ったらどうしようと思った
しかしお祭りの楽しみの方が勝ち
何でも良いので早く行きたくなって
急いでお風呂に入って浴衣に着替え
夕方5時からのお祭りに備えた
そして5時になり盆踊りの音が聞こえ
化粧してる母親をせかして出かけると
もう目の前の通りから屋台が並んでて
祭会場まで遠い道のりなのに大賑わい
ワッショイヽ(゚∀゚)ノワッショイ
この時の屋台はスーパー中の店や
商店街のお店の人や的屋の人の店や
近くの劇団事務所まで出展してて
もの凄い数になってた
そのお陰で団地内の大きな通りは
屋台が途切れる事なく永遠に続き
アメ横並みに人が溢れかえってて
歩くだけでもとても大変だった
なのでのんびり歩いていくしかなく
途中で綿菓子とかりんご飴を買って
歩き続ける暇な時間を楽む事が出来
人混みの中を30分位歩き続ける
やっとの思いで盆踊り会場につくと
父親が興奮気味でヨッチを肩車して
颯爽と満員の盆踊りの舞台に上がり
街のみんなと踊り始めた
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
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その間俺と母親は屋台を回る事にし
射的場を発見したので母親と一緒に
やり始めたが全然景品に当てられず
半べそ状態になってしまった
母親は景品の煙草に命中させられて
2個位ゲットしてから悔しくなり
屋台の人に「もっと近くでやらせて」
と勢いで無茶ぶりをしてみた
すると屋台の人が来てよく見ると
いつも通ってる玩具屋のおばさんで
俺の顔も覚えててくれたから特別に
小さい木の椅子を用意してくれる
そしておばさんが「これに乗って
射的して良いよ」と言ってくれたから
「前に出させて貰えなかったけど
十分嬉しい」と感じご機嫌になれた
早速椅子に乗ってズルして射的を行い
すると狙った100円のプラモに当たり
「やった!」と歓喜したけど倒れず
人生で1番不幸な瞬間を味わった!
(;д;)グスン
でも玩具屋のおばさんが「当てたから
特別にあげるね」と言ってくれて俺は
100円のプラモを貰え超喜んでしまい
人生で1番成功した瞬間を味わった!
でも母親を見ると玩具屋のおばさんに
頭を下げ「この子が図渦しい事言って
本当にすいません」と顔を真っ赤にし
凄く恥ずかしそうにお礼を言ってた
ヽ(゚д゚; )スッ、スマソ